EICMA2017(ミラノ国際モーターサイクルショー)で世界初公開された新型タイガー1200。
ミラノ国際モーターサイクルショーでNEWタイガー1200&800シリーズがワールドプレミア!
世界最大級のモーターサイクルショー、EICMA2017(ミラノ国際モーターサイクルショー)が2017年11月9日(木)~12日(日)までイタリア・ミラノで開催されたわけだが、トライアンフブースではNEWタイガー1200&800シリーズがワールドプレミア!
トライアンフ モーターサイクルズのチーフコマーシャルオフィサー、ポール・ストラウドは「新型タイガー1200 シリーズは、まる 4 年の歳月をかけて、ファーストクラスの走りの名のもとに開発した先進のモデルです。どのモデルも圧倒的なクラス最高のエンジン特性、ライダー重視の革新的テクノロジー、プレミアムなスタイリングを装備したモーターサイクルシリーズとして発表できることは、我々の誇りです。いままで最高にアドベンチャー志向のタイガーです。」と語る。タイガー1200は先代モデルと比較して、10 kgもの軽量化に成功。これはエンジン、シャシー、排気系パーツなど全面にわたって新開発したことによるものだ。車体のレスポンスと動力性能をさらに向上、オンロード、オフロードともに敏捷性と操作性が格段にアップしている。
大幅にアップデートされた新型タイガー800 XC / XR シリーズは、200 項目を超えるシャシーとエンジンの改良を経て、アドベンチャーカテゴリーの新境地を切り開く。新型タイガー800には大きな進歩を遂げたライダーテクノロジーが満載。フルカラー TFT インストルメント、最大6つのライディングモード、ハイスペックなBrembo製フロントブレーキ、サスペンション最適化設定、ハンドルバーマウントスイッチ ハウジング、エレガントな内蔵バックライト付きボタン、シンボリックな LED ライト、進化したクルーズコントロール、改良されたシャーシ、高級感のあるボディワークなどなど、とてもここでは書ききれない充実した装備を誇っている。両モデルとも日本発売予定は2018年初春を予定しており、日本での価格・導入モデル・カラーについては未定となっている。それではEICMA2017のトライアンフブースをレポート!
EICMA2017のトライアンフブースでは、ワールドプレミアの新型タイガー1200&800をメインに数多くのモデルがスタイリッシュに展示された。
ロードアドベンチャーレンジの新型タイガー1200XRt。タイガー史上、最もオフロード性能を強化したモデルである。
新開発のLEDヘッドライトとアダプティブコーナリングライトを装備している。
美しい、新型アジャスタブルフルカラーTFTディスプレイ。視認性もバツグンである。
容量20L確保した新型のフューエルタンク。サイドに配されたTIGER1200のロゴが誇らしげ。
質実剛健な作りのダブルシート。フィット感も申し分なし。
排気量1,215ccの水冷DOHC並列3気筒12バルブエンジンは最高出力141PS / 139bhp (104kW) @ 9,350rpmを発揮する。
19インチの鍛造アルミ合金製10スポークホイールに305 mm径ダブルフローティングディスク、Brembo製モノブロック4ピストンラジアルマウントキャリパーを装備。リアホイールは17インチだ。
コチラはオフロードアドベンチャーレンジの新型タイガー1200XCA。オフロードでの無敵の走りとオンロードでの快適な走りを実現している。
ロードアドベンチャーレンジの新型タイガー800 XRx。ライダーのためのエルゴノミクスデザインと最先端のテクノロジーが凝縮されている。
新型タイガー800シリーズの個性を主張するLEDヘッドライトに美しいフルカラーTFTインストルメント、水冷DOHC並列3気筒12バルブの800ccエンジンは95 PS/ 94 bhp (70 kW) @ 9,500 rpmを発揮。燃料タンク容量は20Lを確保している。
新型タイガー800XCAのオプションパーツ装着モデル。エクスペディションパックを筆頭に50種類以上の純正アクセサリーが用意されている。
来場者の皆さんも新型タイガーに大変注目している様子で、車両の回りには終止人垣が絶えることはなかった。
2019年シーズンより、Moto2にエンジン供給されることが決定したトライアンフの排気量765cc三気筒エンジンのプロモーションも行われた。
ブースにはMoto2に供給される排気量765cc三気筒エンジンのサンプルも展示。
新型タイガーに先行して10月に発表されたNEWボンネビルボバーブラックとNEWボンネビルスピードマスター。
正統派の英国クラシックカスタムを体現したNEWボンネビルスピードマスター。ツーリング性能とゆったりとしたスタイルを愉しめるモデルに仕上げられている。
容量12Lのフューエルタンクにストレートバー、リジッドスタイルのフレームにストラットを介してリアフェンダーが取り付けられている。ステップはミッドフォワードに設置、排気量1,200ccの水冷SOHC並列2気筒 8バルブ270°クランクのエンジンは最高出力77 PS (57 kW) @ 6,100rpmを発揮する。
コチラのNEWボンネビルスピードマスターも大人気。跨がってポジションを確認する来場者が絶えなかった。
精悍なブラックアウトボディーに、迫力溢れるスタイリングが特徴のNEWボンネビルボバーブラック。
ハンドルはシンプルなストレートバー、ミラーはバーエンドタイプを装着、ヘッドライトは新型のLEDタイプ、アイコニックなリアエンド、そしてショックユニットはシート下に装着されている。