トライアンフファクトリービジターエクスペリエンスセンターを体験リポート #01 トピックス

ロンドンから車で約2時間のヒンクレーに位置するフットボール場、約20個分という広大な敷地面積を有する英国のトライアンフ本社。トライアンフフリークの聖地と言っても過言ではないだろう。

英国トライアンフ本社にオープンした
ビジターエクスペリエンスセンターを体験！

2017年11月1日に新規オープンしたファクトリービジターエクスペリエンスセンター。英国トライアンフ本社に隣接するファクトリーの見学や、歴代の名車が展示されたミュージアムも設置されており、トライアンフフリーク垂涎のツアーとなっている。そこでトライアンフ正規販売網の皆さんとこのツアーを体験！

最大の目玉は、予約制のガイド付きファクトリーツアーである。極秘事項が多いため、残念ながら工場内の撮影はNGであったが、1台のトライアンフ製モーターサイクルが製作される過程を事細かに見学することができる。クリーンな工場内はチリひとつ落ちていない。

クランクシャフトの製作からエンジンの組み付け、さらにパーツ1点1点に及ぶ厳密なチェック態勢など、そのこだわりは驚愕に値する。なんと1台のモーターサイクルを製作する上で約63%ものパーツを自社工場で製作しているというのだから驚かされる。

さらに工場内には厳密にセキュリティーが管理されたニューモデル開発区域があり、ここはまさにトップシークレットで見学することはできなかったが、トライアンフ製モーターサイクルの信頼性とそのパフォーマンスの原点はこの製作現場にあることは間違いない。それでは、ビジターエクスペリエンスセンターを体験リポート！

ビジターエクスペリエンスセンターツアーのスタートは、建物の外からすでにはじまっている。エントランスに続く道には1902年に製作された第一号車の石碑や、そのほかトライアンフの歴史を語る上で欠かせないトピックスの石碑が路面に埋め込まれている。

1963 STEVE MCQUEENと刻まれた石碑も！

ツアーに訪れたトライアンフ正規販売網の皆さんも早速撮影を開始。

トライアンフビジターエクスペリエンスセンターツアーのはじまりだ！

エントランスの正面には1970年式のボンネビルT120Rが天井から吊り下げられている。遊び心を忘れない演出だ。

建物内のトライアンフ1902カフェには2000年代に製作された代表的なエンジンが、モニュメントとして飾られている。

トライアンフ1902カフェでは挽きたてのコーヒーとマフィンなどの軽食を堪能することができる。

ツアーをスタートする前に、まずは腹ごしらえ。

トライアンフ1902カフェ内の、このトビラからファクトリーツアーがスタート！

工場内に入るとトライアンフ歴代のショップサインがお出迎え。

工場内で許された唯一のカットがコチラ。出荷前の車両が整然と積み上げられている。このあとカメラと荷物をロッカーに預け、安全用のベストを身に付け工場見学がスタート。

工場見学後、トライアンフ正規販売網の皆さんとトライアンフモーターサイクルズジャパンの野田社長で記念撮影。本当に貴重な体験であった。

工場に隣接したトライアンフショップ。日本には導入されていない純正グッズも多くあり、皆さんお土産選びに大忙し。

ビジターエクスペリエンスツアーのオリジナルアイテムなどお土産に最適。

ビジターエクスペリエンスツアーを訪れたら絶対に外せないのが、オジリナルで名前などを刻印してもらえるキーリング。15ポンドなので、約2,200円くらい。

出来上がったキーリングがコチラ。愛車の型式や名前、日付、自分の名前などを刻印することができる。

たまたま愛車のストリートトリプルRSで出社したチーフ・プロダクト・オフィサーのスティーブ・サージェント氏（右から2番目）と記念撮影！

ロンドンへの帰り道、ロッカーズの聖地、エースカフェロンドンにも訪れた。平日の夜だったため、残念ながらバイクでの来場者は見られなかった。

せっかくなので、ツアー参加者の皆さんでエースカフェロンドンの前で記念撮影！

店内には、スラクストンなどのトライアンフの現行モデルやBSAなどが展示されている。

古き良きダイナーの雰囲気が残されているエースカフェロンドン。週末はロッカーズで満員になるのだとか。

コーヒーを飲んでひと休み。このあとお土産探しに大忙し。

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