DAYTONAレースダイアリー vol.12【最終回】
コラムの連載が始まってから、あっという間に1年が経ってしまった。毎回何を書こうか、読者の皆様に楽しんで頂けているのだろうか、と自問自答を繰り返し今日この日まで、どうにかなるさケセラセラと書き綴ってきた。
コラムの連載が始まってから、あっという間に1年が経ってしまった。毎回何を書こうか、読者の皆様に楽しんで頂けているのだろうか、と自問自答を繰り返し今日この日まで、どうにかなるさケセラセラと書き綴ってきた。
2015年6月28日。再び大好きな富士スピードウェイに立つことが出来た。トランスポーターからバイクを降ろしてパドックに向かうと、4サイクルマシンの心地よい咆哮が響き渡り、オイルの焼けるほのかな甘い薫りが周囲に漂い始めている。
サーフィン専門誌の取材で、数人のプロサーファーに普段の練習方法やボディメンテナンスについてインタビューをする機会があった。プロサーファーである以上、常に勝ちを意識している彼等故、その練習方法も20分間の試合時間を想定した、合理的かつ課題をきっちりと見極めて取り組んでいる。
初夏の太陽光線が街路樹の葉を青々と眩いばかりに照り輝かせた5月30日、横浜の日本大通りにてtvk(テレビ神奈川)主催の『秋じゃないけど収穫祭』というイベントが開催された。会場となった日本大通りには様々なイベントブースが立ち並び、多くの来場者で詰めかけ大いに賑わっていた。
バイク文化の先進国、欧米では当たり前となっている“ライフスタイルとしてのバイク”という概念が、ようやく技術的なバイク先進国日本にも伝播してきたようだ。
2014年に規定タイムを7秒とするMAX7を卒業、MAX4への初参戦を果たしたものの、2015年のシーズン開幕戦となるMAX4への参戦をずっと決められずにいた。
47歳にして、遅まきながらレースを始めてから早12年、干支もひと回りした事になる。とくに今年は50代最後のレースシーズンだけあって「大いに楽しまなくては」と思っている。
人にサーフィンのルーツについて尋ねると、100%「ハワイイ(文中では、リスペクトを込めてハワイアンの発音表記とする)でしょ」という答えが返ってくる。
お正月気分もようやく抜けて、さぁ今年も“良い加減で”頑張るぞ、と社会復帰に勤しむ今日この頃。みなさんもお正月の連休を利用してツーリングを堪能したり...
モーターサイクルを題材にした映画は、日本の草刈氏が熱演した『汚れた英雄』(原作を読むべし!)、アウトローものの代表格マーロン・ブランド主演の『ワイルドワン』...
僕がデイトナに惚れ込んだ経緯は前回のコラムでも触れたが、人やモノとの出逢いには“縁”という深遠な事柄が絡み合っていると常々思っている。「それは、いくら何でもこじつけ過ぎなんじゃない?」と、思われてしまうかも知れない。
1960年代、鎌倉山の実家の御近所に、福澤諭吉氏の曾孫にしてトップレーサーの福澤幸男氏が住まわれていた。そんな福澤氏の姿を見かける度に“レーサーになりたい”というぼんやりとしたイメージが僕の心に芽生え始めた。