VIRGIN TRIUMPH | タイガー800XR / XRx(2015-) 年式別モデルカタログ

タイガー800XR / XRx(2015-)

タイガー800XRx(2015-)の画像

TIGER800XR / XRx(2015-)

最先端の電子制御技術を投入して
新しい世界を獲得したミドルタイガー

デビューから5年を経て大幅刷新が行われたタイガー800シリーズに関して、最初に理解しておきたいのは車名の変更とラインナップの拡大である。まず、オンロード寄りの特性を備えた『タイガー800』は、2015年型から車名の末尾にXRの文字が追加され、『タイガー800XR/XRx』となった。その一方で、悪路走破性を重視した『タイガー800XC/XCx』は、従来の車名をそのまま引き継ぐものの、XRとXCの両モデルに、上級仕様の『x』が追加されているのだ(日本市場ではXRxとXCxが主力となり、XRとXCは受注生産)。

さて、そんな新世代のタイガー800シリーズで最も注目すべき要素は、最新の電子制御技術が数多く導入されたことだろう。全モデルで標準装備となるライドバイワイヤ、4種類のスロットルマップ切り替え機構、オン・オフが可能なトラクションコントロールに加えて、上級仕様のタイガー800XRxとタイガー800XCxでは3種類のライディングモード(スロットルマップ/トラクションコントロール/ABSの3要素の特性を、ボタンひとつで一気に変更できる)、クルーズコントロール、高性能トリップコンピューターなどを採用。こういった電子制御技術は、近年の大排気量アドベンチャーツアラーでは常識になりつつあるが、コストダウンが重視されがちなミドルクラスでの採用例はほとんど存在しない。言ってみれば新世代のタイガー800シリーズは、ミドルアドベンチャーツアラー界の電脳化に先鞭を付けたモデルなのだ。

価格・スペック

記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
価格(消費税込み)
129万9,000円(タイガー800XR)、144万9,000円(タイガー800XRx)
エンジン型式
水冷並列3気筒 DOHC 12バルブ
総排気量
799cc
ボア×ストローク
74.05×61.94mm
最高出力
95ps/9,250rpm
最大トルク
79Nm/7,850rpm
燃料供給
電子制御式燃料噴射
駆動方式
チェーン式
トランスミッション
6速
オイル容量
3.7リットル
燃料タンク容量
20リットル
サイズ
全長2,215×全幅829×全高1,350mm
ホイールベース
1,530mm
シート高
810/830mm
車両重量
213kg(タイガー800XR)、216kg(タイガー800XRx) ※装備
フロントタイヤサイズ
100/90-19
リアタイヤサイズ
150/70R17
フロントブレーキ
油圧式ダブルディスク
リアブレーキ
油圧式シングルディスク

カラーバリエーション

タイガー800XRxの画像
タイガー800XRx カスピアンブルー(2015) 144万9,000円(消費税8%込み ※2015年1月時点)
タイガー800XCxの画像
タイガー800XRx ファントムブラック(2015) 144万9,000円(消費税8%込み ※2015年1月時点)
タイガー800XRxの画像
タイガー800XRx クリスタルホワイト(2015) 144万9,000円(消費税8%込み ※2015年1月時点)
タイガー800XRの画像
タイガー800XR ファントムブラック(2015) 129万9,000円(消費税8%込み ※2015年1月時点)
タイガー800XRの画像
タイガー800XR クリスタルホワイト(2015) 129万9,000円(消費税8%込み ※2015年1月時点)
タイガー800XRの画像
タイガー800XRT インテンスオレンジ(2015) 159万9,000円(消費税8%込み ※2015年7月時点)

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