ニューモデル速報 トライアンフ タイガーエクスプローラー
- 掲載日/2012年03月15日
- 取材協力/トライアンフジャパン株式会社 写真・文/大西 洋介(トライアンフ ジャパン株式会社)
今回のタイガーエクスプローラー ワールドプレスローンチ(発表試乗会)では、44台のタイガーエクスプローラーが用意されました。
トライアンフの大陸横断型アドベンチャーバイク
「タイガーエクスプローラー」プレス試乗会レポート
2011年秋、ミラノショーで発表されたトライアンフ『タイガーエクスプローラー』。今回、同社が主催するプレス向け発表試乗会の模様を、トライアンフジャパンの担当者が少しだけ紹介します。
トライアンフのアドベンチャーバイクといえば、昨年春に発売開始して瞬く間に日本でも人気者になった、タイガー800/XC が記憶に新しいところですが、今回のタイガーエクスプローラーは、全く違うアプローチのモーターサイクルです。トラクションコントロール、解除機能付きABS、クルーズコントロールなど快適な装備が標準で備わっており、シートも長距離で疲れない作りでありながら、シート高840mm(低い設定の場合)は170cmの身長で不安を感じない足つきの良さです。もしかすると、タイガー800XC よりも不安は少ないかもしれません。もちろん、ロングツーリングをサポートする純正オプションも、シートヒーターやグリップヒーター、ハードパニアボックス、ハイスクリーンやサンプガードなど、多数用意されており、まさにアドベンチャーツアラーです。
アドベンチャーバイクというと、荒野を延々と走るワイルドなイメージが強いかもしれませんが、21世紀の今日、ワールドツーリストが走る道の大部分は舗装、あるいは半舗装された道路です。それが考慮されているのか、タイガーエクスプローラーの最も優れている点のひとつに、その高いハンドリング性と安定性があります。見た目以上にオンロードバイク的な走りを提供してくれるのには、多くのジャーナリストたちが驚いていました(このことには私自身もとても驚きました)。そして、トライアンフが持つアイデンティティのひとつである3気筒エンジンのニュータイプ、1,215cc エンジンはどの回転域でもトルクがほぼ一定に、そして力強く発揮されるので、あらゆるシーンでその恩恵にあずかることができます。
今回のプレス試乗会を通じて感じたこと、それはタイガーエクスプローラーは、見た目がどこかロボットのような、メカらしい印象ですが、その走りは実に温かい、人にシンクロしたパフォーマンスを発揮してくれる「冒険者」だということです。日本での発売は2012年6月の予定。今からその上陸が楽しみです。
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