【速報】トライアンフ ニューモデル SPEED TWIN発表!
- 掲載日/2018年12月05日
- 写真/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 文/成田 恒一
現在に蘇った伝説のスピードツイン
2018年12月5日(水)、モダンクラシックシリーズのニューモデル「SPEED TWIN」が発表された。1938年に登場したトライアンフ伝統のSPEED TWINの名を冠したこのニューモデルは、専用の新型シャシー&サスペンションのセッティングでクラス最高峰のハンドリングを実現しているという。
Thruxton Rをベースに開発された専用フレームに、高性能カートリッジ式フロントフォークとプリロード調整可能なツインリアサスペンションユニットを組み合わせ、フロントブレーキにはBrembo製4ピストンアキシャルキャリパーをダブルで装備。リアブレーキには同じくBrembo製2ピストンフローティングキャリパー&シングルディスクを装備している。
前後ホイールは17インチ、軽量7スポークアルミ合金製ホイール、タイヤはピレリ製Rosso Corsa 3、もちろんABSと切り替え式トラクションコントロールを標準装備している。また807mmのローシートが高い足つき性を実現。Thruxtonに比べて10kgもの軽量化が図られ、軽快な取り回しとハンドリングを実現している。
その心臓部にはThruxtonチューニングが施された排気量1200ccの高出力8バルブBonnevilleパラレルツインエンジンを搭載。新しいマグネシウムカムカバーにクラッチアッセンブリーの改良、マスの最適化が施された新しいエンジンカバーを装備し、Thruxtonのエンジンと比較して2.5 kgの軽量化を実現。最高出力は97PS @ 6,750 rpm、最大トルクは112 Nm @ 4,950 rpmを発揮する。またツインアップスウェプトサイレンサーは、サテンブラックのペイント&ステンレス製エンドキャップを備え、そのサウンドも魅力的にチューニングされている。
最先端の水冷システムにより、クリーンな排気と燃費向上を実現しながらも、シンプルな見た目としている点も見逃せない。初回点検のサービスインターバルを16,000kmへと延長することで、ランニングコストの削減にも貢献している。
スポーツ、ロード、レインという3つのライディングモードを搭載し、LEDヘッドライト、トルクアシストクラッチ、機能搭載のツインクロック、USB電源ソケット、イモビライザー、アクセサリーのTPMS機能を装備している。
スタイリングも魅力的だ。現代のBonnevilleとしてアップデイドされたマッシブなデザインを、新基準のロードスターとして見事に落とし込まれている。14 Lシグネチャースカルプテッド燃料タンク、カスタムスタイルベンチシート、スモールリアライトを備えたミニマルなフロント/リアマッドガード、アルミニウムバッジディテールがあしらわれたスカルプテッドサイドパネル、ツインアップスウェプトスポーツサイレンサー、バーエンドミラーなどディテイルも見所満載。また90種類を超える専用カスタムアクセサリーも用意されている。
新型SPEED TWINのカラーは以下の3色となっている。
シルバーアイス×ストームグレイ(ハンドペイントのグラファイトコーチラインおよびホワイトストライプ付き)
コロシレッド×ストームグレイ(ハンドペイントのグラファイトコーチラインおよびホワイトストライプ付き)
ジェットブラック
なお、日本導入時期は2019年初春、メーカー希望小売価格については未定。
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モデルカタログ
スピードツイン(2019-)