660ccのトリプルエンジンを搭載した新型Street Triple S(ストリートトリプルS)を発表
- 掲載日/2020年01月08日
- 写真/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 文/成田 恒一
RS譲りのスタイリングに軽快なハンドリングを実現
2020年1月8日(水)、トライアンフモーターサイクルズは新型Street Triple S(ストリートトリプルS)を発表。その心臓部には旧型の排気量765ccからサイズダウンとなる排気量660ccのトリプルエンジンを搭載しており、最高出力70kW (95.2 PS) @ 11,250rpm、最大トルクは66Nm @ 9,250rpmを発揮。低回転域から全域に至るまでスムースかつトルクフルな乗り味を実現している。またエキゾーストシステムも改良され、トリプルエンジン特有の魅力的なサウンドを入手している。もちろんEuro5排ガス基準をクリアし、スタイリングは旗艦モデルのストリートトリプルRSを踏襲し、シャープなツインLEDヘッドライドも装備している。
足回りに目を向けると、クラス系軽量のホイールに、高速走行時の安定性に貢献するガルウイングスイングアーム、最適化されたピボットポジションにより、機敏なハンドリングを実現。サスペンションには、Showa製41mm径セパレートファンクションフォーク(トラベル量:110mm)と、プリロード調整可能なShowa製ピギーバッグリザーバータイプモノショック(リアホイールトラベル:124mm)を装備。
最新世代のABSに対応するためフロントブレーキにはNissin製スライディングキャリパー&ダブルディスク、リアブレーキにはBrembo製プレミアムキャリパー&固定式シングルディスクを装着。タイヤには全天候型のPirelli製Diablo Rosso IIIが取り付けられている。
さらにライドバイワイヤシステム、トラクションコントロール、ロード、およびレインという2つのライディングモードを搭載し、走行条件に合わせてスロットルレスポンスとトラクションコントロール設定が調整され、LCDディスプレイから選択可能。カラーはクリスタルホワイトのみで、ディアブロレッド×ブラックデカール、ブラックタンクバッジという組み合わせを採用。
発売は2020年春が予定されており、メーカー希望小売価格は99万9,000円となっている。
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