3/27より贅を尽くしたカスタムモデル「BONNEVILLE BOBBER TFC（ボンネビル ボバー TFC）」発売開始
- 掲載日／2020年03月12日
- 写真／トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 文／成田 恒一
TFCシリーズ第三弾のファクトリーカスタム
昨年のEICMA（ミラノモーターサイクルショー）でワールドローンチされたトライアンフモーターサイクルズのニューモデル「Bonneville Bobber TFC（ボンネビル ボバー TFC）」が2020年3月27日（金）より発売されることが決定した。メーカー希望小売価格は238万9,000円（税込）となっている。
TFC（TRIUMPH FACTORY CUSTOM）とは豪華な専用装備に加え、エンジンや足回りなど、STDモデルに比べて大幅にパフォーマンスアップが図られているシリーズで、現在は「Thruxton TFC（スラクストン TFC）」、「Rocket 3 TFC（ロケット 3 TFC）」の2モデルがラインナップされており、今回紹介するボンネビル ボバー TFCはシリーズ3台目のモデルとなる。
ボバーTFCは全世界で限定750台の生産となり、シリアルナンバーにTFCハンドオーバーパック、カスタムビルドブック、専用バイクカバー、TFCドキュメントウォレット、プレミアムレザー製TFCブランドリュックサックが付随している。
搭載されるエンジンは排気量1200ccの水冷SOHC並列2気筒8バルブ 270°クランクで、STDボバーに比べ、13%アップとなる10PSアップを実現。加えて全回転域でのトルクアップが図られ、最大トルクはSTDボバーに比べ4Nmアップとなる110Nmを発揮する。また大幅な軽量化も実現しており、STDボバーに比べ、約5kgの軽量化を達成している。
足回りに目を向けるとオーリンズ製アジャスタブルの倒立フロントフォーク、リアにはアジャスタブルリアサスペンションユニット、ブレーキにはBrembo製4ピストンM50ラジアルモノブロックキャリパー＆ツインフローティングのBrembo製フロントディスクの組み合わせにより、強力な制動力を発揮する。ライディングモードは、レイン、ロード、スポーツの3つが用意されている。
ポジションも特徴的だ。ボバーTFCにはクリップオンハンドルが装着され、ポジションとともにスタイリングの大きな特徴となっている。ディテールにも注目していただきたい。ローレットハンドルグリップに、アルミビレット製のトップおよびボトムヨーク、オイルフィラーキャップ、シート位置が調整できるプレミアムリアルレザーステートメントシートなど徹底的に手が加えられている。 この豪華装備で、メーカー希望小売価格238万9,000円（税込）は、非常にリーズナブルな価格設定だと言えるだろう。
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