トライアンフ タイガー900ラリー/ラリープロ (2020-)
- 掲載日/2020年08月21日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン
取材・文・構成/成田 恒一
TRIUMPH TIGER 900 RALLY / RALLY PRO
このモデル どんなモデル?
モデル概要
2020年に発売された新型「TIGER 900(タイガー900)」シリーズのエクストリームモデル、TIGER 900 RALLY/RALLY PRO。その心臓部には新設計となる排気量900ccのトリプルエンジンが搭載されており、スタイリングも全く新しいものに変更されています。シリーズのラインナップには4モデルが用意され、ここに紹介するRALLY/RALLY PROの他に、シティユースをメインにしたアドベンチャーバイクでロングライドなども想定したGT/GT PROも用意されています。
オススメポイント
搭載される新型エンジンは、Euro5に適合したトリプルエンジンで、最大トルクは87Nm@7,250rpm、最高出力は95.2ps@8,750rpmを発揮し、そのフィーリングも大幅に向上されています。サスペンションには前後ともにShowa製、ブレーキはハイスペックなBrembo製Stylemaキャリパーを装備。ライディングモードはRALLYがレイン、ロード、スポーツ、オフロードの4種類、RALLY PROはレイン、ロード、スポーツ、オフロード、ライダーセットアップ、オフロードプロの6種類が搭載されています。
ココに注意
新型「TIGER 900」シリーズのエクストリームモデル、TIGER 900 RALLY/RALLY PROの違いは、主に電子装備の差となっています。搭載されるライディングモードの違いと、RALLY PROには、シフトアップ&ダウンが可能な新型トライアンフシフトアシスト、シートヒーター(後部座席は別操作)、タイヤ圧モニタリングシステム(TPMS)が搭載されています。さらにRALLY PROは新型My Triumphコネクティビティシステムとアプリに対応し、ターン・バイ・ターン・ナビゲーションやGoProコントロールシステムにアクセス可能となっています。
バージントライアンフより
等身大のアドベンチャーモデルとして人気を博している新型「TIGER 900」シリーズ。新型トリプルエンジンの新しい独自の1-3-2ファイアリングオーダー(点火順序)により、非常に味のあるエンジンに仕上げられています。 さらにエンジンを旧モデルに比べ、前方に配置(40mm前方、20mm低く)することにより、重心の最適化も計られているので、想像以上に扱いやすいモデルとなっています。
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