初心者大歓迎!トライアンフのサーキット講習会「トライアンフ・ライディング・アカデミー(=TRA)」 レポート
- 掲載日/2022年09月20日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 写真・文/成田 恒一
トライアンフの特性を知り、
無転倒&笑顔で帰ることが一番重要!
2022年9月10日(土)、茂原ツインサーキット(千葉県茂原市台田640)にて、「TRIUMPH RIDING ACADEMY 2022(=TRA)」が開催された。約1年半ぶりの開催となったTRAであるが、今回の講師もライディングアカデミー東京主宰のバイクジャーナリスト、ケニー佐川氏が担当。サーキット走行の基礎知識から、さらにライディングテクニックのステップアップを目的とした丁寧な講習が行われた。
TRAの参加資格はトライアンフのスピードトリプル1200シリーズ、ストリートトリプルシリーズ、トライデント660、スピードツイン1200、スラクストンシリーズ、デイトナシリーズのオーナーに限られるものの、他メーカーのオーナーには有料でロードスター系車両のレンタルが用意された。事前の天気予報では雨が予想されていたが、イベント当日は真夏を思わせる快晴に恵まれ、随時水分補給を行いながらの講習となった。
朝8時からの受付後、敷地内のレストランで9時からブリーフィングがスタート。講師陣の紹介からはじまり、コースの説明、丁寧な操作の重要性、ライン取り、フラッグの説明などについての講習が行われた。その後、ライディングポジションの確認を行い、東コースのメインストレートでコーナーアプローチの実践が行われた。レストランでランチ後、東コースにてサーキット走行を体験。約20分間のコース走行を3本行い、16時に修了となった。ここからは、写真を交えてTRAの詳しいレポートをお届け!
TRAのメイン講師は、ライディングアカデミー東京主宰のバイクジャーナリスト、ケニー佐川氏が担当。トライアンフの特性を知り、無転倒で、そして笑顔で帰ることが一番重要だと語られた。
アシスタント講師の前田さん。TRAではお馴染みの講師である。
もう一人のアシスタント講師、ノア・セレンさん。TRAには初参加の彼はバイクジャーナリストの顔も持つ。
敷地内のレストランを貸し切ってのブリーフィング。サーキット走行の基本からコースイン&アウトの手順、危険走行についてや、フラッグ説明などが行われた。
続いてはコーナリングの基本である「加速」「準備」「ブレーキング」「シフトダウン」「ステップイン」という5段階アプローチについての説明が行われた。
ブリーフィングの後は、レンタルバイクの利用ライダーにバイクの基本操作の説明が行われた。
続いてはグループを二つに分けて、パドックで正しいライディングポジションの講習が行われた。着座位置は、タンクとの間に拳一個分開けるイメージで。
ハンドルは弧を描くように外側から腕を伸ばし、小指と薬指を中心にグリップを握る。脇は開けること!
ハングオフフォームでの着座位置はお尻を半分から2/3くらいずらすイメージ。
膝は斜め前方に押し出すイメージで開く。ステップに足を置く位置は母指球あたり。そして反対側の膝でタンクをホールドする。
実際にバイクに跨りハングオフフォームを確認。講師が細かく、そのフォームをチェック!
東コースのメインストレートにて5段階アプローチによるコーナーアプローチを実践。
まずは、加速、そのあとお尻をずらして準備、ブレーキング、シフトダウン、ステップインの順でコーナーをクリアしていく。
はじめてサーキットを走行するという方も多く、最初はみな緊張気味であった。
ここでお待ちかねのランチ。今回用意されたのは和風弁当!
もちろん講師陣のこの特製和風弁当を堪能!紙ナフキンはトライアンフのロゴ入りです!
ランチ後はトライアンフのロードスターモデルの紹介が行われた。トライデント660、スピードトリプル1200RS、スピードトリプル1200RRの特性が語られた。
その後、詳しいコース説明とピットイン&アウトの手順が再び説明された。
サーキット走行前にみんなでストレッチ!体を伸ばし、レザースーツを馴染ませる。
いよいよ、コースイン!まずは講師に続いて慣熟走行を行う。
慣熟走行では追い抜き禁止!まずはサーキットに慣れることが目的。
サーキットという非日常のシチュエーションに、みな徐々に慣れてきた様子。
20分のサーキット走行後はレストランに戻って講師からアドバイスを受ける。
ここでスペシャルゲストをご紹介。ユーチューバーのまーろんさんがTRAに初参加!
サーキット走行は初だというまーろんさんだが、ご覧のようにライディングフォームも決まってます!
2本目のサーキット走行スタート!
こちらはメイン講師の佐川さんのライディング。さすがに決まってます!!
講師による先導走行の後、フリー走行スタート!
みなさん、かなりサーキット走行に慣れてきた様子。
それぞれのレベルに合わせてサーキット走行を堪能。
中にはこのような猛者も!!
理想のレコードラインをイメージし、マシンと一体化!
講師が後ろにつき、参加者のライディングをチェック。休憩時にそれぞれフィードバックを受ける。
3度のサーキット走行を終え、16時に修了式がスタート。今後もTARはアップグレードを重ねていくので、またの参加をお待ちしています!
最後にTRA参加者にオリジナルノベルティーが配られた。
TRAオリジナルのロングスリーブTシャツとナイロンリュック、ステッカーがプレゼントされた。
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