モデルチェンジした『クラシックレンジ』が入荷
- 掲載日/2016年03月15日
- 写真・文/永松 利宏(トライアンフ広島)
気がつけば、ニューボンネビルシリーズの第2弾『ボンネビルT120』が世界デビュー間近というタイミングに来ています。この原稿を書いている数日後にはトライアンフ広島にもボンネビルT120が入荷する予定です。そんな時期のコラム4回目。三寒四温の真っ只中ですが、トライアンフライフを楽しまれていますか?
思い起こせば、トライアンフの伝統である空冷バーチカルツインの排気量865ccエンジンを搭載したクラシックレンジが「フルモデルチェンジする!」という情報が入り始めたのは、2015年の春ごろでした。
その中には、高い人気を誇るボンネビルも含まれていて、期待感は相当なものでした。今後のトライアンフを担うクラシックレンジですし、いったいどんな風に進化&変貌を遂げるのかが楽しみだったのを覚えています。これは関係者やファンの方も同じだったのではないでしょうか?
私は、2015年10月末にイギリスで開催された新型クラシックシリーズのディーラー向け発表会『トライアンフグローバルディーラーカンファレンス2015』に出席する機会を得て、誰よりも早くボンネビルT120やストリートツインを目にすることができました。このカンファレンスは毎年行われるわけではなく、大きな案件があるときだけに開かれるのです。7年ぶりの開催となった今回は、それだけでトライアンフ社の本気度が伝わるものでした。
イギリスでの発表会やストリートツインの試乗インプレに関しては、VIRGIN TRIUMPH.comをはじめ、多くのメディアがわかりやすく報じていますので、参考にしていただければと思います。
2016年3月初旬の段階で、トライアンフ広島にはストリートツインのみが入荷しています。今後はボンネビルT120、スラクストンRと続いていきますので、そのときにこのコラムであらためてご紹介したいですね。
ストリートツインが入荷してエンジンに火を入れたときは、その排気音と大きさに驚きました。感動したと言っても過言ではありません。初めてストリートツインを見に来店したお客さまも、同様の反応をされます。排気量が上がり、馬力は下がれどもトルクはアップしている……いったいどんな感じ? そして試乗してみて、乗り心地とトルク感に再び驚きます。
「してやられた!」と顔がほころび、ニヤニヤしている自分がそこにいました。「これ楽しい!」心に爽やかな風が吹いたような気がしました。それも人それぞれだと思いますので、ご自身で試乗して、五感で感じてみてください。その一方で「ボンネビルT120、スラクストンRはどうなる!?」と期待感は、いっそう高まります。
今回も最後に、“トライアンフで行きたいツーリングスポット”のご紹介です。広島市から呉市に向かう国道31号線をストリートツインで走ってきました。海沿いを走るこの道路は、地元ライダーも多く通る定番ルートで、途中には『ベイサイドビーチ坂』という海水浴場もあり、ライダーがよく立ち寄っています。
呉市に入り『大和ミュージアム』の駐輪場で写真を撮りました。『海上自衛隊呉史料館』には潜水艦のオブジェがあり、その大きさに圧倒されます。この大和ミュージアムは、観光スポットであり、海軍の町として親しまれている呉市の象徴でもあります。おすすめですよ。
また、呉市から倉橋島、能美島(江田島市)へと走ると『砲台山パノラマ展望台』という展望台があります。あいにくの天気でしたが、その名の通りのパノラマ展望を楽しめます。北の方角を見ると広島市内を南から望めますし、西を向けば日本三景の安芸の宮島(厳島)から山口県の岩国方面まで展望が開けています。広島市内からも近く、天気の良い日にはカメラを持って行きたくなる穴場スポットです。ぜひ行ってみてください。
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