幅広いラインナップはどんな人にもうまくマッチする
- 掲載日/2017年05月08日
- 写真・文/永松 利宏(トライアンフ広島)
気が付けば、もう5月! 世間では新年度が始まりました。新生活を始めた方、社会人デビューを始めた方も多いと思います。おめでとうございます。あこがれのバイクに一歩近づいたのではないでしょうか? あこがれのトライアンフ、手にするいい機会です。
昨年は水冷クラシック系が登場(スピードトリプルS/R、タイガーエクスプロ-ラーも春にデビューしておりますが……)し、世界中の話題となりました。メーカービルドのボバースタイルのボンネビルボバーも登場しました。
本当に正統派でありながら唯一無二の存在です。今現在、という言い方をするならばスクランブラーの伝統を受け継ぐ同名のストリートスクランブラーの登場がクラシック系の締めとなりました。
クラシック系のバ-チカルツインだけではありません。この春とうとう675ccから765ccになったストリートトリプルがデビュー致しました(日本での導入はSとRSのみ)。生産終了していたモデルだけに満を持しての登場でした。ネーミングこそ同じですが、実際には全くの別物です。
2019年よりMOTO2にエンジン供給も決まっており、今後のこのニューエンジンの動向が気になる所でもあります。視認性のよい、5インチカラー液晶パネルも今後とっても気になります。楽しみです。ご近所のディーラーで触れて、試乗して、確かめてください。素晴らしい出来です。
今現在トライアンフモーターサイクルズジャパンのラインナップはご存じの通りですが、クラシック系(8種類)。ストリートツイン・ボンネビルT100・ストリートカップ・ストリートスクランブラー・ボンネビルT120・スラクストンR・ボンネビルボバー。
ロードスター系(2種類)。ストリートトリプルS/RS・スピードトリプルS/R。
アドベンチャー系(2系統4種類)。タイガー800XRx-Low・タイガー800XCx・タイガーエクスプローラーXR・タイガーエクスプローラーXRx-Low・タイガーエクスプローラーXCx。
クルーザー系(1種類)ロケットⅢロードスター。クルーザーレンジは残念ながらロケットⅢロードスター以外は、ここ日本では導入が止まっています(サンダーバードシリーズのファンは多いと私は思っています)。
取り巻く環境(規制)は変化を余儀なくされ厳しさを増しています。排ガスの問題であったり、安全装置にかかわるものだったり。トライアンフのモーターサイクルで言えることは、とても乗りやすく時代に合わせ常に進化を遂げている事が言えます。伝統やアイデンティティーを損なうことなく、トライアンフのモーターサイクルであり続けます。
その結果、それぞれのモデルに特徴はあるにしても、どなたにも乗りやすく、人生にマッチします。あなたの生き方そのものといっても、過言では無いと思います。
モーターサイクルだけでなく大きい流れで新CI(コーポレートアイデンティティー)に沿った店舗がこれから増えていきます。プレミアム・ライフスタイル・モーターサイクル・ブランド=トライアンフブランドの認知度もさらに上がっていくと思います。私は、もっともっと評価されるべきメーカーだと思ってます。ニューモデルの躍進はそれを裏付けています。
日本全国各地にトライアンフユーザーがもっともっと増えることを願っています。とてもいい時にコラムを書くことができた事に感謝し、締めくくりの言葉にさせて頂きたいと思います。
皆様これからもトライアンフを宜しくお願い致します。
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