トライアンフ ロケットIII
- 掲載日/2016年01月20日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン、
トライアンフ相模原
取材・文・構成/VIRGIN TRIUMPH.com 編集部
TRIUMPH ROCKET III
このモデル どんなモデル?
モデル概要
『ロケットIII』は、2004年に世界最大排気量(2,294cc)の量産バイクとして発表され、2005年には日本でも販売が始まります。“0-100km/hの加速が2.8秒”という桁外れのパワー(トルク)で話題のモデルでした。2008年に日本で施行された排出ガス規制により、惜しまれながら国内販売を終了しています。※熟成を進めて海外でラインナップしている『ロケットIIIロードスター』が2015年に日本でも限定発売されました
オススメポイント
最初は車体の大きさに圧倒されますが、慣れてしまえば意外と取り回しも楽で、走行中は重さを感じさせない軽快さを味わえます。240サイズの太いリアタイヤなど、外観にも迫力があり、所有するだけでも満足できるバイクです。ほかに比較できるモデルがないのも良いですね。
ココに注意
乗り慣れてくると、大きさや重さを忘れてどこでも走れそうな気がしてきますが、前後ともにタイヤが太いので、路面のうねりにハンドルをとられやすいようです。また、トルクが大きいため、クラッチを激しく使うと消耗が早い(のちに強化されました)ので、優しい運転を心がけましょう。
トライアンフディーラーより
当初は「とんでもないバイクを作ったな」と思いましたが、実際に乗ってみると、誰でも乗れるように作ってあることがわかり、感心したものです。10年以上も基本設計が変わらず、大きなトラブルもなく販売されてきました。排気量も含めて、こんなバイクはもう二度と出てこないだろうと思います。モデルチェンジもなく、消えゆく運命でしょう。気になる人は、手に入れておかなければ、一生後悔しますよ。
プロフィール
JR相模原駅の近く、国道16号線沿いにあるトライアンフ正規販売店。2005年からは、グローバル基準のストアデザインで作られた『トライアンフワールド店』の日本第1号店として、多くのトライアンフファンに親しまれている。
排気量2,294ccの縦置き3気筒エンジンを搭載し、200Nmもの最大トルクを発生。左右3本出しのスラッシュカットマフラーもロケットIIIの特徴です(ロケットIIIロードスターは2本)。
わずか数年しか国内販売されなかったロケットIIIですが、じつはカラーバリエーションが豊富。黒系と赤系を中心に、年式によってはイエローやシルバーもラインナップしていました。
派生モデルとして、プルバックハンドルやフットボードでクルーザーイメージを高めた『ロケットIIIクラシック』、スクリーンとパニアケースを備えた『ロケットIIIツーリング』も追加設定されました。
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