トライアンフ ストリートトリプル S (2020-)
- 掲載日/2020年07月27日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン
文・構成/成田 恒一
TRIUMPH STREET TRIPLE S
このモデル どんなモデル?
モデル概要
トライアンフのラインナップ中、最も爽快、俊敏、直感的なパフォーマンスを発揮するストリートトリプルシリーズ。今回紹介するストリートトリプルSは、シリーズのエントリーモデルで、税込100万円を切る、99万9,000円というリーズナブルな価格も魅力と言えます。搭載されるエンジンは排気量660ccの水冷DOHC並列三気筒12バルブエンジンで、最高出力70kW (95.2 PS)@11,250rpm、最大トルクは66Nm@9,250rpmを発揮。低回転域からフラットなトルク特性を持ち、非常に運転しやすく操作する楽しさに溢れたマシンに仕上げられています。
オススメポイント
シリーズのエントリーモデルであるストリートトリプルSですが、そのスタイリングはフラッグシップモデルのストリートトリプルRSを踏襲しています。さらにトラクションコントロール、「ロード」、および「レイン」という2つのライディングモードを搭載。クラス最軽量のホイールに、ガルウイングスイングアーム、フロントサスペンションにはShowa製41mm径セパレートファンクションフォーク(トラベル量:110mm)、リアサスペンションにはプリロード調整可能なShowa製ピギーバッグリザーバータイプモショック(リアホイールトラベル:124mm)を装備しています。
ココに注意
ストリートトリプルシリーズには、排気量765ccのトリプルエンジンを搭載したフラッグシップモデルのストリートトリプルRSと、セッティング違いの同エンジンを搭載したローダウンモデル、ストリートトリプルRローもラインナップされています。エントリーモデルであるストリートトリプルSのみ、排気量660ccのトリプルエンジンを搭載しているので、このあたりのチェックは必要でしょう。またストリートトリプルSのカラーはクリスタルホワイトのみのラインナップとなっていますので、ここもご注意ください。
バージントライアンフより
シリーズ最強の旗艦モデル、ストリートトリプルRSに、標準シート高より45mm下げられた780mm というローライドハイトを実現したストリートトリプルRローもオススメですが、なんと言ってもこのパフォーマンスで税込100万円を切る価格が魅力的なストリートトリプルSはまさにお買い得なモデルと言えます。
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