トライアンフ タイガー1050
- 掲載日/2016年02月10日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン、
トライアンフ相模原
取材・文・構成/VIRGIN TRIUMPH.com 編集部
TRIUMPH TIGER1050
このモデル どんなモデル?
モデル概要
2006年までの排気量955ccからフルモデルチェンジした1,050ccエンジンの『タイガー』は、2007年に登場しました。2008年にABS標準装備の『タイガー1050ABS』となり、2011年にはパニアケースとハンドガードを装着した『タイガー1050SE』、最終的には2013年からの『タイガースポーツ』へと進化しています。
オススメポイント
ホイールが前後17インチになった(955ccモデルはフロント19インチ)ことで、オンロードでの走行性能が格段にアップ。サスペンションストロークの長い足まわりと大柄な車体から得られる視界の良さも相まって、特に狭い舗装林道などでは、気持ち良く走れます。また、排気量1,050ccのエンジンは余裕のパワーで、長距離走行も疲れません。
ココに注意
熟成された並列3気筒エンジンはトラブルが少なく、信頼性も耐久性も抜群です。サスペンションはストロークが長いので、乗り心地が良い反面で、車体の重心も高め。トップケースのみの装着ではさらに重心が高くなるため、取り回しや低速走行では注意が必要でしょう。タイガー1050SEで標準装備となった2BOXパニア(純正オプションとして入手可能)がおすすめです。
トライアンフディーラーより
タイガー好きの私は『885』『955』と乗ってきました。タイガー1050は、アドベンチャーバイクというより、長距離走行もできる(当店のお客様には日帰りで1,600kmも走った人がいるほど)スポーツツーリングに近い感じです。タイガー800シリーズやタイガーエクスプローラーシリーズが発売されたあとに新しくタイガースポーツが登場するのは、根強い人気がある証拠。そのタイガースポーツも販売終了となりましたが、2016年2月現在で店頭に新車在庫を持っているトライアンフ正規販売店もあるようです。
プロフィール
JR相模原駅の近く、国道16号線沿いにあるトライアンフ正規販売店。2005年からは、グローバル基準のストアデザインで作られた『トライアンフワールド店』の日本第1号店として、多くのトライアンフファンに親しまれている。
2008年からタイガー1050ABSにスイッチしたため、タイガー1050は2007年のみにラインナップ。しかし、ディーラー在庫として2007年モデルもあったので、2008年はABSありorなしのどちらも選べる状態でした。
2011年には充実装備のタイガー1050SEが登場し、限定のマットツートーンカラー(マットブラック/マットグラファイト)も発売。その時点でタイガー1050ABSの入荷は終了していましたが、わずかながらメーカー在庫があったため、好みによって通常モデルも購入可能でした。
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