2022年に創業120周年を迎えるトライアンフモーターサイクルズの系譜#02(1983-2018)
掲載日/2022年07月28日
今年、2022年に記念すべき120周年を迎えることになったライアンフモーターサイクズ。今回はその系譜を1983年から2018年まで写真を交えて紹介しよう。
今年、2022年に記念すべき120周年を迎えることになったライアンフモーターサイクズ。今回はその系譜を1983年から2018年まで写真を交えて紹介しよう。
今年、2022年に記念すべき120周年を迎えることになったライアンフモーターサイクズ。今回はその系譜を1902年から1975年まで写真を交えて紹介しよう。
1957年は、トライアンフのエンジンに、大きな変更が行われた年として記憶されている。この年にデビューした3TA-21は、初のユニットコンストラクション・モデルだった。
6年に及んだ第2次世界大戦が1945年に終結し、トライアンフも徐々に戦時体制から、通常の生産状態に戻っていった。戦後のトライアンフは『スピードツイン』、『タイガー100』など戦前モデルの生産を再開。
トライアンフの改革と立て直しを行っていたサングスターは、アリエルでチーフデザイナーを務めていたエドワード・ターナーを迎え入れる。
第1次世界大戦が終わり、1920年代になるとイギリスは不景気に見舞われる。インフレーションによる物価の上昇、労働者による全国的なゼネラル・ストライキ、相次ぐ企業の倒産など、経済状態は悪化の一途を辿った。
1900年代が始まって間もなく、モーターサイクルによるレースが欧米各国で盛んに行われるようになった。その当時から1970年代まで、ロードレースの結果やタイムは、モーターサイクルの販売台数に大きな影響を及ぼしていた。
ユダヤ系ドイツ人で20歳のジークフリード・ベットマンが1883年にイギリスへ渡り、1885年に『ジークフリード・ベットマン&カンパニー・インポート・エクスポート・エージェンシー』という貿易商社を創立したのが、トライアンフ・モーターサイクルの始まりである。