トライアンフ ボンネビル ボバー(2017)
- 掲載日/2017年02月02日
- 写真・文/田中 宏亮
取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン
トライアンフ ボンネビル ボバー の詳細写真
水冷並列2気筒 SOHC 8バルブ(排気量1,200cc)というバーチカルツインエンジン。水冷仕様ながらツイン特有の鼓動も楽しませるトライアンフの自信作だ。
ボバースタイルにふさわしくヘッドライトは小ぶりなサイズに。ウインカーもビンテージルックなデザインとされる。
やや滑らかながらほぼ一文字型となっているドラッグハンドルバー(ワイドフラットバー)。それゆえハンドル位置はやや遠めに。
真鍮があしらわれた大ぶりなスピードメーターはクラシカルなビジュアルに。マウント角度が変わる可変型仕様で、シート位置に合わせて寝かせたり起こしたりすることができる。
バーエンドタイプのラウンドミラー。ハンドルバーのさらに先に備わるため、結果的にかなり外に開いた状態に。狭路を走る際などは注意されたし。
モードは「RAIN」と「ROAD」に切り替え可能。ウェットコンディションのときにはスピンを起こりにくくする加速セーブ仕様の「RAIN」モードを活用すると良いだろう。
左のスイッチボックスには「デジタルメーター表示の切り替え」「左右ウインカー」(プッシュキャンセル型)「ホーン」が、右には「イグニッションスイッチ」「モード切り替えボタン」「ハザード」が備わる。
タンク容量9.1リットルのフューエルタンク。シンプルな単色の他に、コンペティション グリーン/フローズン シルバーのツートーンモデルもラインナップされている。往年のトライアンフのエンブレムがビンテージ感を高めている。
三段階で位置を替えられるオリジナルのサドルシート。もっとも低くて690ミリまで下げられる。
「ケージ」スイングアーム、パドックスタンドボビンマウント、モノショックリアサスペンションが備わるボンネビルボバー専用のリジッド型フレーム & スイングアーム。
シート下を覗くとモノショックの姿が。スタイルこそハードテイルでありながら、その実オフロードバイクのような最新の構造が用いられているところもボンネビルボバーの魅力だ。
クラシカルな楕円型テールランプはLED仕様に。新旧バランス良く組み合わせたディテールのひとつだ。
フロント19 / リア16というスポークホイールには、英AVON社「COBRA(コブラ)」のタイヤを組み合わせた。
シンプルなミッドコントロールステップには「TRIUMPH」のロゴが刻まれる。
ステンレス製サイレンサーはカスタムバイクを彷彿させるスラッシュカットに。これもボバー専用パーツだ。
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