ブラックエディションが加わったトライアンフの「ストリートツイン」、そのキャラクターに迫る
- 掲載日/2018年08月20日
- 写真・文/田中 宏亮 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン
トライアンフ ストリートツイン の詳細写真
2016年よりトライアンフのモダンクラシックモデルの心臓を担うことになった、空冷並列2気筒DOHC8バルブ バーチカルツインエンジン(排気量899cc)。
英車らしい大きなラウンドヘッドライトはオークランド型ライトステーで支えられる。
正統派モデルにふさわしいニュートラルなハンドルバーは、広すぎず狭すぎず。高さは決してアップライトではなく、着座位置と合間ってほど良く肘が曲がる程度のポジションとなっている。
デジタルタコメーター機能が内蔵された大柄なスピードメーターはボンネビルボバーなどと共通のもの。夜には内側から白く光るLED仕様になっている。
14.5リットルあるボンネビルT120やT100よりもやや小ぶりな、容量12リットルの専用フューエルタンク。カラーはこのアルミニウムシルバーのほか、ジェットブラック、クリスタルホワイト、クランベリーレッド、マットブラックの計5色が用意されている。
パッセンジャーも乗車可能なダブルシートもストリートツイン専用設計のもの。
LEDテールランプと組み合わされるショートタイプのリアフェンダー。カスタムテイストが香るところが魅力と言える。
ストリートツイン ブラックエディションやストリートカップと共通とされるキャストホイール、フロントサイズは18インチ。ディスクブレーキはシングル仕様に。
リアホイールはT100やT120と同じく17インチ仕様で、ツインショック構造のフレーム & スイングアームにチェーンドライブ駆動というクラシカルな組み合わせがそのアイデンティティだ。タイヤはピレリ ファントムスポーツが備わる。
戦闘的なキャラクターを際立たせるステンレス製メガホンサイレンサーが左右から突き出される。