ブラックエディションが加わったトライアンフの「ストリートツイン」、そのキャラクターに迫る
これまでのツインショック型モデルであるボンネビル系、ストリートツイン系、スラクストン系に加え、新たに開発されたリジッド型フレームとともにデビューしたボンネビルボバー系と、ネオクラシックシリーズを増産し続けているトライアンフ。このたび、ストリートツイン ブラックエディションがデビューしたことでますますの充実ぶりとなるこのカテゴリーで、改めてストリートツインのキャラクターに迫ってみたい。
これまでのツインショック型モデルであるボンネビル系、ストリートツイン系、スラクストン系に加え、新たに開発されたリジッド型フレームとともにデビューしたボンネビルボバー系と、ネオクラシックシリーズを増産し続けているトライアンフ。このたび、ストリートツイン ブラックエディションがデビューしたことでますますの充実ぶりとなるこのカテゴリーで、改めてストリートツインのキャラクターに迫ってみたい。
水冷並列3気筒を搭載するトライアンフの最上級アドベンチャーツアラー、タイガー1200XCAはよりオフロード性能を高めたモデル。新型ではエンジンと電子制御を大幅にアップデートした。
水冷並列3気筒を搭載するミドルクラスのアドベンチャードツアラー、トライアンフのタイガー800XRTは、その最上級モデル。新型ではエンジンと車体を多方面にわたってアップデートし電制も進化した。
2016年に登場した新型ボンネビルシリーズの水冷並列2気筒エンジンを往年のリジッドフレームを思わせるロー&ロングな車体に搭載し、独特のホットロッドスタイルに仕上げた「ボンネビル ボバー」。そのボバーをベースに前後16インチホイールとダブルディスクなどで足回りを強化したバリエーションモデルである「ボンネビル ボバー ブラック」を、2人乗りもできる優雅なカスタムモデルとして仕立てたのが「ボンネビル スピードマスター」である。
1994年に初代が登場して以来、トライアンフを代表する3気筒スポーツネイキッドモデルとして世界中で熱狂的なファンを獲得してきたのがスピードトリプルである。今回で7代目に当たる新型スピードトリプルRSは、歴代シリーズ最強の最高峰モデルとして登場。「RS」の名に相応しく、エンジンと足まわり、電子制御など全てを刷新した最新スペックが与えられている。
トライアンフは2019年シーズンよりFIM世界ロードレース選手権シリーズ「Moto2」クラスに対しエンジン供給を開始する。そして今回、これまで断片的にしか情報が伝えられていなかったMoto2用エンジンを搭載したマシンが初公開され、幸運にもサーキットで試乗するチャンスを得ることができた。市販車ベースの3気筒エンジンは果たしてどんなポテンシャルを見せつけてくれたのか。モーターサイクルジャーナリストのケニー佐川が渾身のレポートをお届けする。
新設計のリジッド型フレームを備えたトライアンフ・モダンクラシックの新機軸「ボンネビルボバー」にニューフェイスが加わった。その名も「ボンネビル ボバー ブラック」。ネーミングだけ見れば「ただボディを黒くしただけか」と思いがちだが、実はそれにとどまらない仕様変更がいくつかあるモデルなのだ。
2017年に排気量を765ccに拡大し、電子制御テクノロジーを投入した完全新設計のニューモデルとなったストリートトリプル。「S」、「R」、「RS」の3バージョンが設定されたが、その中で国内未投入だった「R」がローシート仕様の「R Low」として登場した。
トライアンフの3気筒ミドルスポーツネイキッド。最新モデルでは排気量を765ccに拡大し、ラインディングモードを装備。RSはその最上級バージョン。
トライアンフの新型ボンネビルシリーズのベーシックモデルであるストリートツインをベースに、ダート走行をイメージした“スクランブラ―”スタイルが与えられた派生モデル。
リジッド風フレームを再現したまったく新しいネオクラシックモデル。水冷バーチカルツインエンジンとの組み合わせが新感覚の乗り心地を生み出す。
英国伝統のカフェレーサースタイルを踏襲した水冷バーチカルツインエンジン搭載のストリートバイク。ロードスポーツらしいフットワークも魅力的だ。
ミドルクルーザー「アメリカ」専用のツーリング用パーツを標準装備したパッケージモデル。空冷ボンネビルのバーチカルツインエンジンの後継車だ。
市販車最大の並列2気筒エンジンを搭載するサンダーバードシリーズのフラッグシップ。ロー&ロングの伸びやかなシルエットとクラシカルなスタイリングが魅力だ。
2015年1月に発売された2代目タイガー800シリーズのうち、クロス・カントリーを意味するオフロード志向のモデルがタイガー800XC/XCxだ。
並列3気筒エンジンを搭載するミドルクラスのアドベンチャーモデル。新型では電子スロットルや切り替え式ABS、トラクションコントロールなどが標準装備となった。
量産市販車で世界最大排気量の2,300cc水冷3気筒エンジンを搭載するパフォーマンスクルーザー。四輪車並みのトルクを生かした圧倒的な加速力が魅力だ。
トライアンフ伝統の空冷パラレルツインを搭載するミドルクルーザー。クラシカルなロー&レイドバックのスタイルと、軽量コンパクトな車体を生かした扱いやすさが魅力。
市販車最大のパラレルツインエンジンを搭載するプレミアム・クラシック・クルーザー。トライアンフの旗艦モデルに相応しい豪華装備とクラストップレベルのシャシー性能による確かな走りが魅力。
日本車に真っ向勝負を挑む並列3気筒スーパースポーツ。イギリス本国から約1年遅れで日本に上陸した新型では、シリーズ初のフルモデルチェンジが行われている。
デイトナ675/Rとストリートトリプル85の中間的な資質を備えた、ミドルスポーツネイキッド。新型には従来型とは一線を画するキャラクターが与えられている。
トライアンフは本国から新型クルーザーだけでなく、ロンドンバスや電話ボックスまで持ってきた。これはまさにクルーザー大国への挑戦状。性能は申し分なし、価格も予想よりお買い得だった。2014年はクルーザー覇権争いが激しくなりそうだ。
タイガー1050の進化モデルとして、各部をリニューアルして2013年型で新登場した3気筒モデル。オンロードでのスポーツ性を主題とした、日本の道路にもマッチするオールラウンダー。
水冷3気筒1,215ccの強力なエンジンを搭載するアドベンチャーツアラー『タイガーエクスプローラー』にスポークホイールを採用したオフロードバージョン。ハンドガードやフォグランプを装備し、冒険スタイルを強化。