ボンネビルT120 / ブラック(2016-)
- 【現行モデル】 ※表記はメーカー発表の年です 掲載日/2018年06月26日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 文/中村 友彦
BONNEVILLE T120 / BLACK(2016-)
クラシックとしての深みを増しながら
最新技術の投入で扱いやすさを獲得
モダンクラシックとしての味わいや佇まいを徹底的に追求しながら、扱いやすさを格段に高め、さらには現代の厳しい環境規制にもきっちり対応する。それが2016年から販売が始まる新世代ボンネビルシリーズの狙いだ。このシリーズの最大の特徴は、冷却方式を空→水冷に改めると同時に、全面的な設計変更が行われたバーチカルツインエンジンだが、実際にはシャシーや外装部品、前後サスペンションを含めて、ほとんどすべてのパーツが新設計。さらにはライダーをアシストする機構として、ABSやトラクションコントロール、ライドバイワイヤ、スリッパークラッチなど、最新のハイテク技術も導入されている。この事実を知れば、トライアンフの新世代ボンネビルにかける意気込みが理解できるだろう。
シリーズの中核を担うこの『ボンネビルT120/ブラック』の外観上の特徴は、スポークホイールやピーシュータータイプのマフラー、2連メーター、クロームメッキ仕上げのエンブレムなどだが、排気量1,200ccのエンジンを搭載するこの2機種にはセンタースタンドやグリップヒーター、エンジン特性を任意で変更できるライディングモードといった利便性に優れる機構も標準装備。なお、先代モデルの最大トルクが69Nm/5,800rpmだったのに対して、新世代のボンネビルシリーズは、ストリートツイン:80Nm/3,200rpm、ボンネビルT120&ブラック:105Nm/3,100rpm、スラクストンR:112Nm/4,950rpmと、いずれも低回転域から充実したトルクを発揮する設定になっている。
価格・スペック
記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
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- 価格(消費税込み)
- 149万2,000円(ジェットブラック)、153万0,880円(フュージョンホワイト/エージャンブルー、コンペティショングリーン/フュージョンホワイト)、151万8,000円(アルミニウムシルバー)、149万2,000円(ボンネビルT120ブラック ジェットブラック)、151万4,000円(ボンネビルT120ブラック マットグラファイト)
- エンジン型式
- 水冷並列2気筒 SOHC 8バルブ
- 総排気量
- 1,197cc
- ボア×ストローク
- 97.6×80mm
- 最高出力
- 80ps(59kW)/6,550rpm
- 最大トルク
- 105Nm/3,100rpm
- 燃料供給
- 電子制御式燃料噴射
- 駆動方式
- チェーン式
- トランスミッション
- 6速
- オイル容量
- –
- 燃料タンク容量
- 14.5リットル
- サイズ
- 全長-×全幅785×全高1,125mm
- ホイールベース
- 1,445mm
- シート高
- 785mm
- 車両重量
- 224kg(乾燥)
- フロントタイヤサイズ
- 100/90-18
- リアタイヤサイズ
- 150/70R17
- フロントブレーキ
- 油圧式ダブルディスク
- リアブレーキ
- 油圧式シングルディスク
カラーバリエーション
ボンネビルT120 フュージョンホワイト/エージャンブルー(2019)153万0,880円(消費税8%込み ※2018年6月時点)
ボンネビルT120 クランベリーレッド/アルミニウムシルバー(2016) 148万8,880円(消費税8%込み ※2016年4月時点)
ボンネビルT120 ジェットブラック/ピュアホワイト(2016) 148万8,880円(消費税8%込み ※2016年4月時点)
ボンネビルT120 シンダーレッド(2016) 147万2,000円(消費税8%込み ※2016年4月時点)
ボンネビルT120 ジェットブラック(2016) 149万2,000円(消費税8%込み ※2018年6月時点)
ボンネビルT120ブラック マットグラファイト(2016) 151万4,000円(消費税8%込み ※2018年6月時点)
ボンネビルT120ブラック ジェットブラック(2016) 149万2,000円(消費税8%込み ※2018年6月時点)
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