ストリートツイン(2016-)
- 【現行モデル】 ※表記はメーカー発表の年です 掲載日/2016年02月03日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 文/中村 友彦
STREET TWIN(2016-)
新世代ボンネビルシリーズの
ボトムレンジを支えるベーシックモデル
2001年に劇的な復活を果たして以来、トライアンフの伝統を継承するモデルとして世界中のライダーから愛されてきたボンネビルシリーズ。フルモデルチェンジを受けて2016年から販売が始まる新型は、徐々に派生車種を増やしていった先代とは異なり、当初から5機種が同時開発されている。その第1弾として登場したのが、装備の簡略化によって親しみやすい価格を実現するとともに、カスタムベースとしての資質を与えられた『ストリートツイン』だ。
兄貴分に当たる『ボンネビルT120』が1950~60年代に大人気を博した同名車の再現を念頭に置いているのに対して、ストリートツインはクラシックな雰囲気を備えながらも、現代のベーシックバイクとしての魅力を追求。その方向性の違いをどう捉えるかは人それぞれだが、ストリートツインのために設計されたスポーティなマフラーやアルミキャストホイール、低めに設定されたシート、扱いやすさを考慮して排気量を900ccとした水冷バーチカルツインエンジンは、大きな魅力になるだろう。
前述したように、開発時には親しみやすい価格を意識したストリートツインだが、ABSやトラクションコントロール、ライドバイワイヤ、スリッパークラッチといった現代ならではの機構は、上級機種のボンネビルT120やスラクストン/Rと共通。トライアンフのボトムレンジを支える存在でありながら、妥協とは無縁のモデルなのだ。
価格・スペック
記載の車両情報や価格表記はメーカー発表当時のものです。
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
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- 価格(消費税込み)
- 103万円(ジェットブラック)、105万6,000円(クリスタルホワイト、クランベリーレッド、アルミニウムシルバー、マットブラック)
- エンジン型式
- 水冷並列2気筒 SOHC 8バルブ
- 総排気量
- 899cc
- ボア×ストローク
- 84.6×80mm
- 最高出力
- 55ps(40.5kW)/5,900rpm
- 最大トルク
- 80Nm/3,230rpm
- 燃料供給
- 電子制御式燃料噴射
- 駆動方式
- チェーン式
- トランスミッション
- 5速
- オイル容量
- ー
- 燃料タンク容量
- 12リットル
- サイズ
- 全長2,090×全幅785×全高1,114mm
- ホイールベース
- 1,439mm
- シート高
- 750mm
- 車両重量
- 198kg(乾燥)
- フロントタイヤサイズ
- 100/90-18
- リアタイヤサイズ
- 150/70R17
- フロントブレーキ
- 油圧式シングルディスク
- リアブレーキ
- 油圧式シングルディスク
カラーバリエーション
クランベリーレッド(2016) 105万6,000円(消費税8%込み ※2018年6月時点)
アルミニウムシルバー(2016) 105万6,000円(消費税8%込み ※2018年6月時点)
マットブラック(2016) 105万6,000円(消費税8%込み ※2018年6月時点)
ジェットブラック(2016) 103万円(消費税8%込み ※2018年6月時点)
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