トライデント 660 (2021-)
- 掲載日/2020年11月06日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン
TRIDENT 660 (2021-)
ミドルウエイトロードスターの常識を覆す
充実装備と税込97万9,000円という価格
日本時間、2020年10月30日(金)21時に世界初公開された新型「TRIDENT 660(トライデント 660)」。そのネーミングはトライアンフがはじめて3気筒エンジンを搭載したモデル、1968年式のトライデントT150に由来している。近年はラインナップから姿を消していたトライデントであるが、この度トライデント660として復活を果たした。搭載されるエンジンは排気量660ccの新型トリプルエンジンで、最大出力81PS@10,250rpm、最大トルクは64Nm@6,250rpmとなっており、ほとんどの回転域で最大トルクの90%を発揮するという非常に扱いやすいエンジンに仕上げられている。
フロントサスペンションにはShowa製の倒立セパレートファンクションフォーク、リアサスペンションには同じくShowa製のリンケージ付きプリロードアジャスタブルモノショックユニットを装備。ブレーキは前後Nissin製で、フロントには310mmダブルディスク&2ピストンスライディングキャリパー、リアにはシングルピストンキャリパーが取り付けられている。装備重量は189kg、気になるシート高は805mmに設定されている。
最新のエレクトロニクスを駆使した装備も充実している。My Triumphコネクティビティシステムに対応したTFTカラーディスプレイに、「ロード」&「レイン」という2つのライディングモード、切り替え可能なトラクションコントロール、ライドバイワイヤ式スロットル、フルLEDライト、もちろんABSも標準装備している。カラーは4つのスキームが用意され、価格は97万9,000円(税込)という戦略価格となっており、この装備を考えると、まさに破格の価格設定と言える。なお発売は2021年1月23日(土)が予定されている。
価格・スペック
最新の車両情報に関してはメーカー公式サイトをご確認ください。
- 価格(消費税込み)
- 97万9,000円
- エンジン型式
- 水冷並列3気筒DOHC12バルブ
- 総排気量
- 660cc
- ボア×ストローク
- 74.0×51.1mm
- 最高出力
- 60 kW (81 PS) @ 10,250 rpm
- 最大トルク
- 64 Nm @ 6,250 rpm
- 燃料供給
- マルチポイントシーケンシャル電子燃料噴射SAI付、電子制御スロットル
- 駆動方式
- Xリングチェーン
- トランスミッション
- 6速
- オイル容量
- ─
- 燃料タンク容量
- 14リットル
- サイズ
- 全長2,020mm×全幅795mm×全高1,089mm
- ホイールベース
- 1,401mm
- シート高
- 805mm
- 車両重量
- 189kg
- フロントタイヤサイズ
- 120/70R17
- リアタイヤサイズ
- 180/55R17
- フロントブレーキ
- Nissin製2ピストンスライディングキャリパー、ダブル310mmフローティングディスク、ABS
- リアブレーキ
- Nissin製シングルピストンスライディングキャリパー、シングル255mmディスク、ABS
- フロントサスペンション
- Showa製41mm倒立型セパレートファンクションフォーク
- リアサスペンション
- Showa製プリロード調整機能付きモノショックリアサスペンション
- 主要装備
- カラーTFTディスプレイ、2つのライディングモード(ロード、レイン)、ライドバイワイヤシステム、トラクションコントロール、スリップアシストクラッチ、フルLEDライト、ABS
カラーバリエーション
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