The One Moto Show(ザ・ワン・モト・ショー)トライアンフ レポート
- 掲載日/2017年04月18日
- 取材協力/The One Moto Show 取材・写真・文/河野 正士
19昨年日本でも初開催された、紳士の装いでバイクに乗り街を練り走るチャリティイベント「The Distinguished Gentleman’s Ride(ジェントルマンズ・ライド)」とHEDONとのオフィシャル・コラボレーション・ヘルメット。世界中で行われたこのイベントのメインスポンサーはトライアンフだった。
20カスタムショーでありながら、ビンテージバイクも多数展示されているのが「The One Moto Show」の特徴。
211947年型のベロセットに、ホンダXR350用のSHOC4バルブヘッドを搭載したマシン。
22ホンダNX650ベースのカスタムマシン。フロントカウルとシュラウドが一体化されたような大型カウルを持つアドベンチャーバイクというスタンダードのスタイルからは一変。アルミ製のビキニカウルに加え、シートレール&シート周りも一新されている。
23ホンダCB450をベースにしたカフェレーサー。リアのインナーフェンダーを兼ねる排気チャンバーから、シート下に二本出しサイレンサーが伸びる。
24CBを中心にホンダ系バイクのカスタムを得意とするLAWHIDE CYCLE(ロウハイド・サイクル)のチョッパー。LAWHIDE CYCLEオリジナルのCB用ハードテイル・フレームを採用する。
25ヤマハXT500ベースのサーフトリップ用マシン。
26会場の駐輪場に停まっていたホンダCX500のカスタムマシン。ベース車両が安価に手に入ることから、アメリカやヨーロッパでは、このCX500を使ったカスタムが人気だ。
27ビンテージモトクロスも会場に多数展示されていた。オレゴンは自然豊かな場所故に、林道が豊富にあること。またモトクロスコースやダートトラックコースも多く、オフロード人気が高いことでも知られている。
28カスタムバイクと親和性の高いカスタムペインターにとどまらず、こういった“フンワリ”したテイストのバイク系アート作品も展示されていた。カスタムバイクとのコントラストも面白い。この作品はSarah Burwashによるもの。シルクスカーフにバイクのモチーフが描かれている。
29さまざまなテイストの絵画やイラストレーションを展開するアーティスト/Inkmcc。彼が展示したヘルメットは、サインペインターやカスタムペインターとは違う、荒々しくも、何故か惹かれるデザインが施されていた。
30ショーの会場となったのは、古びて汚れた古い工場の跡地。その壁にサイケデリックなアート作品がよく映える。
31独特の色彩感覚と、木材が持つテクスチャーを融合させたWhiskyymouthによる作品。
32会場に展示されていた多くのアーティストの作品は会場内で販売されていて、しかもそのブースにはひっきりなしに人が訪れ、それらを購入していた。
33「The One Moto Show」には8人の審査員が、テーマに合わせて独断と偏見で賞を与えるアワードが設けられている。このミニシートは、そのトロフィーだ。
34The One Moto Showの主催者である、ポートランドでカフェ&バイク系アパレルショップを展開するSee See MotorcycleはFOXとコラボし、そのアイテムも販売されていた。
35シアトルをベースに活動するチョーク・アーティスト。壁に文字を描くというパフォーマンス。
36ミニEVバイクを使ったエキシビションレース。大いに盛り上がる。
37The One Moto Showの主催者であり、See See Motorcycleの創始者であるトアー。
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