トライアンフ・ワールドを華やかに彩るレディースバイカーにインタビュー
- 掲載日/2019年05月09日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 取材・写真・文/田中宏亮
(左から)大関さおりさん、YUさん、rurikoさん
トライアンフレディをはじめ、
女性ライダーが語るトライアンフの魅力とは!?
「平成最後の」と銘打たれたトライアンフ・ミーティングが催された4月21日のアネスト岩田ターンパイク箱根 大観山パーキング。200台は超えようかというトライアンフが集まったこのミーティングには、ダンディな世界観に華やかさを添える3名の美しき女性の姿があった。
トライアンフレディとしてブランディングを高める役割を担うYUさん、バイク関連のメディアなどで広く活躍するモデル・女優の大関さおりさん、そしてインスタグラムの世界では2万を超えるフォロワーを有するデイトナ675乗りのrurikoさんだ。
このミーティングで勢ぞろいした彼女たちに、トライアンフの魅力について話を聞いてみた。
根っからのカフェレーサー好きというトライアンフレディのYUさん、現在はナレーターやMC、司会なども務めるモデルとして広く活躍中。バイク歴は5年、これまでに筑波サーキットや袖ヶ浦フォレストレースウェイなどのサーキットで走った経験も持つなど、すでに内容の濃いバイクキャリアを積んできている。
「軽いバイクから乗り始めたんですが、いま振り返るとそれが正解だったと思います。大型バイクに乗るようになったこともあってか、バイクの動きがすごく良くわかるようになってきました。操れる感覚があることこそバイクの魅力だと思っています」
「カフェレーサー好きな私にとって、トライアンフは昔から憧れていたブランドでした。だからトライアンフレディのお話をいただけたときは心底嬉しくて、即決だったんです。だってトライアンフだけですもんね、昔からカフェレーサースタイルのスラクストンがラインナップにあるのって。それってすごく粋だなって思います」
【スラクストンR】スタンダードなスラクストンをベースに、同シリーズのモデルの中でも最高出力と最大トルクを実現した水冷バーチカルツインエンジンを搭載、さらに前後ともオーリンズ製サスペンションにブレンボ製ブレーキキャリパーを備えるなど、高いスポーツ走行を実現するスペックへと高められた一台だ。ロケットカウルは本モデルのみに取り付けられたオリジナルカスタムで、カフェレーサーというキャラクターを一層強める役割を担う。
「昔からイギリスのものが好きで、ファッションもイギリスのブランドがほとんど。母の影響でビートルズ、特にポール・マッカートニーが大好きで、こないだも東京でのライブに行ってきたところなんです。今はまだトライアンフに乗れていませんが、買うならこのスラクストンRですね。トライアンフへの想い?……正直、想いが強過ぎて言葉で言い表せません(笑)。本当に大好きなんです」
バイク関連メディアで活躍中でもあるモデルの大関さおりさん、プロボクサーのライセンスを所有するなどアクティブな面が魅力の女性だ。
バイクに惹かれたのはレースクイーンの仕事がキッカケで、「仕事に関係なく、ライダーやバイクを見ているうちにカッコいい!自分でもバイクに乗りたい!って思うようになっちゃいました」という。しかも教習所で大型二輪免許まで取れる今、なんと免許更新センターに直接赴いての一発試験を4度受けての取得だというから驚かされる。運動神経の高さとたくましいハートが免許取得を後押ししたのは間違いない。
「トライアンフって乗りづらい、初心者向けじゃないって先入観があったんですが、数年前のメディア向け試乗会に参加し そこで初めてトライアンフ数台に乗って、イメージを覆されました。何これ、すごい乗りやすいし楽しい!って。その試乗会では他メーカーのバイクにもたくさん乗れたんですが、トライアンフが一番乗りやすかったのが印象的でした」
【ストリートトリプル RS】バーチカルツインエンジンに並ぶトライアンフの個性たる排気量765ccの水冷3気筒エンジンを搭載。このRSは、最高出力が123PS(11,700rpm)、最大トルクが77Nm(10,800rpm)と 同シリーズ最高のパワー設定となっており、とりわけストリートシーンで高いパフォーマンスを発揮する仕様に。さらにストリートトリプル R lowとともに 新設計のアシスト&スリッパークラッチシステムを搭載。コントロール性能の向上はもちろん、急制動時のホイールホップやマシンの振動を軽減する役割も担っている。猛禽類を彷彿させるフロントマスクはそのままに、新たなライディングプレジャーを味わわせるスポーツライドを楽しめるマシンに仕上げられている。
「一見すると獰猛に見えるストリートトリプル RSなんですけど、実は初動がすごく優しくてビギナーライダーでも扱いやすいところが魅力的なんです。個人的な好みのスタイルはスポーツバイクなんで、機会があればデイトナ675に乗ってみたいなって思っています。
イギリスのオートバイらしく とても紳士的なバイクが揃うトライアンフなので、その魅力は?と聞かれると、いつまでも長く乗っていられるバイクってお答えさせていただいています。まだトライアンフに乗ったことがない方には是非一度試乗してみて欲しいですね。きっと私みたいに印象が一変すると思います」
フォロワーが23,000人を超えるインスタグラマーとして、トライアンフの世界で知らない人はいないと言われるデイトナ675乗りのrurikoさん。
カワサキ ニンジャ400が初バイクで、「前傾姿勢のバイクが好き」と、雑誌で一目惚れしたデイトナ675へステップアップ。筑波サーキットや袖ヶ浦フォレストレースウェイなどでのサーキット走行経験も持っており、「怖いけどサーキットは楽しいですね。いつかデイトナ675で膝すりできたらって思っています」というアクティブなコメントが飛び出すほど。
Rurikoさんのデイトナ675。「すべてが好き。車体設計からグラフィックまでのすべてが。ボルトオンパーツでカスタムはしていますが、全体のフォルムはそのままにしていたいんです。
ケニー佐川さんのライディングアカデミーに参加させてもらってからは、走り方も変わりました。今、他メーカーのバイクに乗らせてもらえる機会も得ていて、その経験がデイトナ675に乗るときに活かされている実感があります。
トライアンフの好きなところは、音ですね。独特のエンジン音がすごく心地いいんです。ツーリングで走っているときにその音を聞いているだけでも気持ちよくなっちゃいます」
rurikoさんのインスタグラム アカウント