今年で6年目を迎えた世界規模の
バイクチャリティーイベント
世界同時開催のバイクチャリティーイベント「The Distinguished Gentleman’s Ride(DGR=ディスティングイッシュド・ジェントルマンズ・ライド)」が2019年9月29日(日)に千葉県千葉市にて行われた。DGRは男性の健康サポートを目的に前立腺癌研究と自殺防止活動に使用するための募金を集めることを目的に、古き良き時代のバイクスタイル、ファッションを身につけた紳士、淑女がトラディショナルなバイクでチャリティーランを行うという内容のイベントで、今年で6年目を迎えたDGRは、世界中の11万人を超える参加者から550万ドル以上の募金が集まる規模にまで成長を遂げている。日本での開催当日は天候が危ぶまれたが、なんとか雨に降られることもなく100人以上の紳士、淑女が集まりイベントは大成功を収めた。
今年は朝8時30分に千葉ポートタワーに集合し、イベント主催者による簡単なブリーフィングのあと、千葉市内を抜けて千葉市平和公園まで約30分ほどのパレードを行った。100人以上の紳士、淑女がバイクでパレードするさまは非常に華やかで、これぞDGRの醍醐味である。それでは早速このイベントの模様をお伝えしよう。
毎年場所を変えて開催されるジェントルマンズライド。今年のスタート地点は千葉ポートタワーの駐車場で、ここから千葉市平和公園を目指す。
チャリティーランのスタート前、主催者サイドによるコース説明などを含めたブリーフィングで、DGRをサポートするトライアンフモーターサイクルズの野田社長(一番左)と、トタル・ルプリカンツ・ジャパンのアシスタントマネージャー、伏見さん(一番右)も簡単な挨拶を行われた。
今年のジェントルマンズライドに集まった紳士、淑女は100人以上!みなさん、真剣にブリーフィングに聞き入っているご様子。
ベストやジャケット、蝶ネクタイなど、普段ならバイクに乗るときは絶対に身に着けないと思われるファッションであるが、みなさん決まってます!
ファッションだけではなく、個性的なバイクにも注目だ。スネークモータースのマシンに1950年代のモトグッツィ、ハーレーのカフェレーサーXLCRなどなど見応え十分。
ジェントルマンズライドのお約束となっている口ヒゲの演出。遊びゴゴロのあるこんなところもジェントルマンズライドの魅力と言える。
トライアンフモーターサイクルズの野田社長もボンネビルボバーでチャリティーランに参加。その他会場ではカスタムされたトライアンフやレアなサンダーバードなども見受けられた。
さらにロイヤルエンフィールドやハーレーのXR1200カスタム、カワサキZ1000、ホンダのドリーム50などなど、参加者のバイクはバラエティーに富んでいる。
さぁ、いよいよジェントルマンズライドのチャリティーランがスタート。
スネークモータースやトライアンフ、BMWのカスタムモデルなどに乗るライダーによるチャリティーラン!
まずは千葉市内を抜けて千葉市平和公園を目指す。カメラを向けるとみなさん笑顔!
途中の信号待ちなどでは、沿道の子供たちから「どこ行くの〜?」などと声をかけられたりという場面も。
100台を超えるパレード、しかもみなさんお洒落に着飾ったライダーばかりなので、その眺めは壮観だ。
30分ほどで千葉市平和公園に到着。ここでしばし休憩、バイク談義にも花が咲く。
タンデムでの参加ライダーや女性ライダーもチラホラ見受けられた。みなさん、雨が降らなくてよかったですね!
中にはヤマハXV1600ロードスターのフルカスタムモデルに乗る女性ライダーや旧車のCB400、ベスパで参加の女性ライダーなども。
千葉市平和公園を出た後、途中のコンビニで小休止。個性的なバイクがこれだけ集まると、やはり注目の的。
ここでもやっぱりバイク談義に花が咲く。みなさん、本当にお好きですね!
緑豊かな山林のゴール地点で女性の参加者を集めて記念撮影。来年はもっと女性の参加が増えるといいですね。
ゴール地点で主催者によるお礼の挨拶が行われ、今年のジェントルマンズライドは無事終了。また来年お逢いしましょう!