EICMA2019で新型BONNEVILLE T120 & T100 BUD EKINS Special Editionを発表
- 掲載日/2019年11月07日
- 写真/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 文/成田 恒一
レジェンドライダー、バド・イーキンズを讃えるスペシャルなボンネビル
イタリア・ミラノで現在開催されている、EICMA2019(ミラノショー)でレジェンドライダー、BUD EKINS(バド・イーキンズ)を讃える新型「BONNEVILLE T120 & T100 BUD EKINS Special Edition」が世界初公開された。
1960 年代に活躍したバド・イーキンスは、プロのスタントマンであると同時にモトクロスレーサーでもあった。映画「大脱走」の中で、友人であるスティーブ・マックイーンのスタントマンとして、バイクの大ジャンプをやったのは、他でもないバド・イーキンズであった。
BONNEVILLE T120 & T100 BUD EKINS Special Editionには専用の2カラーペイントスキームが採用され、ハンドペイントによるコーチライニング、ヘリテージロゴが配されている。加えて、カリフォルニア「フライング・グローブ」バド・イーキンズのロゴがタンク、フロントマッドガード、サイドパネルに設置されている。
BONNEVILLE T120 BUD EKINS Special Editionには排気量1200ccの高トルク8バルブ・パラレルボンネビルツインエンジンを搭載。3,100rpmの低回転域でも105Nmを発揮する。またライドバイワイヤシステムと連動する「ロード」と「レイン」という2つのライダーモードを搭載し、さらにABS、切り替え式トラクションコントロール、トルクアシストクラッチ、エンジンイモビライザー、USB充電ソケット、LEDリアライトなどを装備している。
BONNEVILLE T100 BUD EKINS Special Editionには排気量900ccの高トルク8バルブ・パラレルボンネビルツインエンジンが搭載されている。3,200rpmで80Nmの最大トルクを生み出し、旧モデルのエンジンに比べ、18%アップを実現している。またABS、ライドバイワイヤ、切り替え式トラクションコントロール、トルクアシストクラッチ、エンジンイモビライザー、USB充電ソケット、LEDリアライトなどを装備。さらにローシート用に設計されたシャシーとサスペンションのセットアップもポイントとなっている。
新型「BONNEVILLE T120 & T100 BUD EKINS Special Edition」には、バド・イーキンズの輝かしい業績についての記述とともに、トライアンフモーターサイクルズCEOのニック・ブロアー氏とバド・イーキンズの娘、スーザンとドナのサインが入った証明書が付随する。日本での発売時期は2020年春が予定されており、BONNEVILLE T120 BUD EKINS Special Editionのメーカー希望小売価格は156万7,500 円(税込)、BONNEVILLE T100 BUD EKINS Special Editionのメーカー希望小売価格は129万3,500 円(税込)となっている。
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