トライアンフのアドベンチャーモデルが長野県に集結!「TRIUMPH ADVENTURE CHALLENGE 1st」レポート
- 掲載日/2020年09月01日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 写真・文/成田 恒一
トライアンフのアドベンチャー&
オフロードモデルで遊び尽くす!
トライアンフモーターサイクルズの新しいアドベンチャーイベント「TRIUMPH ADVENTURE CHALLENGE(TAC)」の記念すべき第1回目が、2020年8月29日(土)に開催された。チャレンジイベントのTACは、エンデューロプロレーサー、石戸谷 蓮氏がプロデュースした林道を含む約60kmのコースを午前と午後に分けて走破するという内容となっており、集合&ゴール拠点は長野県塩尻市の「信州塩尻農業公園チロルの森」で、その近隣のコースが設定された。ただしレース形式ではなく、参加ライダーのスキルにより4つのグループに分け、各グループには地元ライダーの先導車を付けてコース走行が行われた。
絶好の天気に恵まれたイベント当日、参加ライダーは48名にもおよび、タイガーを中心としたトライアンフのアドベンチャーモデルが50台近くも集結したさまは、まさに圧巻! 朝7時30分からはじまったエントリー受付では、検温&手指の消毒、そして会場内ではマスクの着用を義務付け、新型コロナウイルス感染予防対策が徹底された。
8時30分より開会式と全体ブリーフィングが行われ、9時にAグループがスタート。そのあと10分間隔でB、C、Dグループが出発し、チェックポイントを目指す。午前のコースは28.8km、その内ダート区間は7.7km、午後のコースは33km、その内10kmのダート区間が設定された。通常そのダート区間は、一般車両は走行できないローカルな林道となっており、参加ライダーにとってはかなり貴重な経験となったに違いない。それでは、ここからは写真を交えてイベントの模様を詳しく紹介しよう。
朝7時30分からはじまった受付では、まず新型コロナウイルス感染予防対策として検温と手指の消毒のあとエントリーを済ませ、イベント参加のための配布物を受ける。
参加車両には、事前に配布された「TRIUMPH ADVENTURE CHALLENGE」のゼッケンナンバー入りステッカーが貼られている。
ノベルティとして参加者に配られたTACオリジナルのタンクバック。この中には、ゼッケンナンバー入りのラリー冊子、コースマップなどが入れられている。このタンクバックはノベルティとは思えないしっかりとした作りで、イベント終了後も十分に使用できる高いクオリティを誇っている。
TAC参加者にはグループ分けの腕章が配られ、全員がグループごとの腕章を身につけることが義務付けられている。
グループごとに参加車両を駐車。タイガーを中心に、トライアンフのアドベンチャーモデルやオフロードモデルが50台近くも並ぶ姿は圧巻である。
会場のステージ横には、映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に登場したScrambler 1200 XEカスタムの実車が展示された。映画で使用された本物の車両だ。
2020新生トライアンフレディのChiyo(左)とMika(右)もイベントに参加。TACオリジナルのスタッフTシャツがお似合いです!
こちらは同じく新生トライアンフレディのShiori(左)、Riho(右)。残暑が厳しい中、参加ライダーをおもてなし。
朝8時30分より、TACの会場となった「チロルの森」駐車場のイベント集合場所にて開会式が行われた。ソーシャルディスタンスを意識して「密」にならないようステージ前に集合。
開会式ではMC P-Nutz(ピーナッツ)氏により、イベント注意事項などのブリーフィングが行われた。
トライアンフモーターサイクルズジャパンのシニア・マーケティング・マネージャー、齊藤氏による開会の挨拶では、参加者のみなさんが、それぞれの「理想のライド」に近づけるようスキルアップしていただくことを願っています、と語られた。
記念すべき第1回目となるTACのコースをプロデュースしたエンデューロプロレーサー、石戸谷氏も登壇。世界一過酷なエンデューロレースと言われているエルズベルグロデオに参戦中!
各グループを先導する地元ライダーのみなさん。この辺りの林道を知り尽くしたエキスパートばかり。
開会式のあと、エントリークラスのCグループとDグループの参加ライダーには、石戸谷氏によるさらに詳しいブリーフィングが行われた。
その後、定刻どおり朝9時に、一番手となるAグループが先導車に続いてスタート!
まずはのどかな田舎道を走る。このあと国道に入り、林道に突入!
普段は一般車両が入ることはできない林道を走る。朝露で路面は所々濡れているので注意が必要だ。
基本はクルマの轍を選んで走る。草に乗り上げると、思わねスリップの原因になることも。
登り坂で轍にハマりスタック。ゴツゴツとした大きな石が轍に溜まっており、自力で脱出することは難しいと思われ、参加ライダーがサポートに入る。
ダートセクションの途中で小休止。みさなん、心からTACを楽しんでおられるご様子。
さぁ、ダートセクション後半スタート!
林道はいくぶん涼しく、日陰は冷んやりとするほど心地いい。
みなさん、慎重にスタンディングでガレ場を通過。
Dグループにはストリートスクランブラーで参加するライダーも。
午前コースのチェックポイントは信州・辰野町の、かやぶきの館。ここでしばし休息を取る。
チェックポイントにて参加ライダーに配布されているラリー冊子に、トライアンフレディによりスタンプを押してもらう。熱中症対策としてドリンクも配布。
チェックポイントをあとにしてチロルの森に戻り、午前の部は終了。会場ではトライアンフレディと記念撮影する参加ライダーも!
ランチはチロルの森で豪華にバーベキュー。しっかりと栄養を付けて、午後のコースに挑みましょう!
午後のコースは午前中に比べてダートセクションが多く、ややハードな設定だ。
路面には石が多く、非常に滑りやすくなっている。
中にはガレ場になっているポイントも多く、注意が必要。
ノーマルタイヤからオフロード用のブロックタイヤに履き替えている車両も目立った。
参加者の中にはオールドタイガーでチャレンジするライダーも!
午後のコースのチェックポイントでトライアンフレディによりスタンプを捺印してもらう。
そのチェックポイントは「日本中心の展望台」で、そこからはご覧のような絶景が拝める。
日本中心の展望台にてチェックポイントを通過したライダーで記念撮影!
トライアンフレディに見送られ、コースに復帰。あとひと頑張り!
ゴールのチロルの森でトライアンフレディによるチェッカーフラッグを受けて、午後のコースは終了。
大きな事故やトラブルもなく、第1回TACは無事に幕を閉じた。閉会式ではトライアンフモーターサイクルズジャパンの齊藤さんにより、ノンアルコールビールを使っての乾杯が行われた。
ソーシャルディスタンスを保ちつつ全員で乾杯!
最後のお楽しみは大ビンゴ大会だ。トライアンフモーターサイクルズジャパンが用意した豪華商品をゲットされたみなさん!
オーラスはTAC参加者全員で記念撮影。もちろん「密」にならないようソーシャルディスタンスを保ちつつ……。
トライアンフレディを筆頭にイベントスタッフに見送られて参加ライダーのみなさんが会場をあとにする。
TAC完走の証として贈られた「COMPLETED」とプリントされたオリジナルTシャツを身につけて帰路につくライダーも。みなさま、お疲れ様でした!
絶好の天気に恵まれ、大成功を収めた「TRIUMPH ADVENTURE CHALLENGE 1st」。次回開催をお楽しみに!
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