トライアンフがハーフカウルを装備したカフェレーサー「SPEED TRIPLE 1200 RR(スピードトリプル1200RR)」を発表!
- 掲載日/2021年09月14日
- 取材協力・写真/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 文/伊藤 康司
SPEED TRIPLEファミリーの最高峰 美しく洗練された新世代のカフェレーサー
2021年9月14日(火)、トライアンフモーターサイクルズは、スピードトリプルRSをベースにコクピットフェアリングを装備した新型スピードトリプル1200RRを発表。発売は全国のトライアンフ正規販売店にて2022年1月を予定し、メーカー希望小売価格は228万5000円〜となっている。
YouTubeのOfficial Triumph Motorcyclesチャンネルにて、8月23日に初のティーザームービーでフェアリング装備を思わせるイメージと「RR」のネーミングを公開。さらに9月8日のティーザー第二弾ではヘッドライトやフェアリングの形状、全体のシルエットもアップされて期待も高まっていたが、ついに全貌が明らかになった。
スピードトリプル1200RRは、その名からもわかるようにベースとなるのは今春に登場したばかりの新型スピードトリプル1200RS。しかしシンプルかつ特徴的な丸型ヘッドライトを埋め込んだフレームマウントのハーフフェアリングを装備したことでイメージは激変。低く前方に配置されたクリップオンハンドルや、それに合わせて最適化したステップなど、一体感を高めるライダーのポジションも含め、美しく洗練されたカフェレーサーへと変貌を遂げた。
最高出力180ps/10750rpm、最大トルク125Nm/9000rpmを誇る水冷並列3気筒12バルブエンジンはロード、レイン、スポーツ、ライダー任意に加えトラックの5種のライディングモードで制御。またMoto2レースチームと同様のシフトアシスト(アップ/ダウン双方向のクイックシフター)も備わり、6軸IMU(慣性測定装置)で緻密に制御する切り替え式トラクションコントロールやABS、先進のウィリー検知システムが連携して高次元のスタビリティと安全性を確保する。
そしてスピードトリプル1200RRは、最新のオーリンズ製Smart EC 2.0電子制御式セミアクティブサスペンションを標準装備。走行状態やライダーのコントロールに連携し、リバウンドおよびコンプレッションのダンピングを最適な状態に継続的に自動制御。さらにスピードトリプル1200RRでは、サーキットとロードの両方で鋭いレスポンスと高いグリップ性能を発揮するピレリ製タイヤのディアブロスーパーコルサSP V3を装着。これら足周りの強化がカフェレーサーの走りをしっかり支える。
AndroidおよびIOSと連携して通話や音楽の操作、ナビゲーションやGoProのコントロールが可能なMy Triumphコネクティビティシステムも標準装備。スタイルや走行性能はもちろん、ライディングの楽しさを拡大するプレミアムなテクノロジーが余さず投入されている。
サーキットからロードまで本物の走りを満喫できる、革新のスタイルを纏った新世代のカフェレーサー。来春の日本上陸が大いに楽しみだ。
【NEW SPEED TRIPLE 1200 RR】
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