VIRGIN TRIUMPH | 【ミラノモーターサイクルショー2022(EICMA2022)レポート】トライアンフは新型ストリートトリプルやクロームコレクションを展示 トピックス

【ミラノモーターサイクルショー2022(EICMA2022)レポート】トライアンフは新型ストリートトリプルやクロームコレクションを展示

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話題の新型車や電動バイクで存在感をアピール

2022年11月にイタリア・ミラノで開催されたEICMAで、トライアンフはMotoGP最終戦の舞台となったスペイン・バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで発表した新型「ストリートトリプル765」シリーズを展示。また2022年10月に発表した1年間のみの限定販売モデルの「CHROME COLLECTION(クロームコレクション)」の各モデル、また映画「007」シリーズ公開60周年を記念した、世界限定60台の「スピードトリプル1200RR ボンド・エディション」も展示した。

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EICMA開催の数日前、MotoGP最終戦の舞台で発表された新型車「ストリートトリプル765シリーズ」が、トライアンフブースの中央に展示された。そのなかで注目を集めていた「ストリートトリプル765Moto2エディション」は、世界765台限定の特別仕様車。それを証明するように、トップブリッジにはシリアルナンバーも刻印される。前後にオーリンズ製サスペンションを装備するほか、クリップオンハンドルなどの装着よってライディングポジションをよりスポーティに変更。カーボンパーツも多数装着している。通常、レーシングマシンからのフィードバックを強く謳ったマシンであれば、フルカウルを装着したレプリカマシンが定説だが、トライアンフはあえて、ノンカウル&フロント2灯ヘッドライトのストリートトリプルのプラットフォームに、レーシングパフォーマンスをインプット。上位モデルであるスピードトリプルシリーズもRSはネイキッド、RRはロケットカウルと、ライバルたちのスポーツモデルとは、並列3気筒というエンジンレイアウトのほかスタイリングにおいても一線を画しているのは、いかにもトライアンフらしい。

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新型ストリートトリプル・シリーズの最上位モデルが「ストリートトリプル765 RS」だ。フロントフォークにはSHOWA製41mm倒立式ビッグピストンフォークを、リアサスペンションにはオーリンズ製STX40ピギーバックリザーバーモノショックを採用するほか、フロントブレーキにはブレンボ製スタイルマ4ピストンラジアルモノブロックキャリパーにブレンボ製MCSラジアルマスターシリンダーを組み合わせるなど、ハイスペックな足周りをチョイスしている。

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新型ストリートトリプル・シリーズのベーシックモデルが「ストリートトリプル765 R」だ。エンジンは、新しいピストンやコンロッド、ピストンピンのほか、バルブやカムシャフトも新しくなり、またミッション周りも新設計となるなど、大幅な改良が加えられている。サスペンションは前後ともにSHOWA製を採用。フロントフォークはセパレートファンクションフォークとなる。

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新型車「ストリートトリプル765Moto2エディション」の隣には、トライアンフがエンジンを供給するロードレース世界選手権/MotoGPのMoto2クラス参戦マシンも展示された。これは2022年シーズンにBeta Tools Speed Upチームから参戦した、ゼッケン21/アロンソ・ロペスのマシン。ボスコスクーロ製フレームに、Moto2レース用に開発したトライアンフ製並列3気筒765ccエンジンを搭載している。

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映画「007」シリーズの公開60周年を記念した、007とトライアンフのコラボモデルが「スピードトリプル1200RR ボンド・エディション」だ。並列3気筒エンジンを搭載するトライアンフ/スポーツモデルの最高峰となるスピードトリプル・シリーズのなかにあって、モダンなロケットカウルやオーリンズ製のセミアクティブサスペンションを装着するとともに、パフォーマンスにおいても最高峰に位置する「スピードトリプル1200RR」をベースに、映画「007」シリーズ全25作のロゴマークがタンクにデザインされている。

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トライアンフは2022年10月に、クロームメッキの外装を装着した特別仕様車「クローム・コレクション」シリーズを発表。全10モデルのなかから、ロケット3、スクランブラー1200、スクランブラー900、ボンネビルボバー、スピードツイン900、T100の6モデルを展示した。各モデルは、それぞれデザインが異なるクロームメッキを用いたオリジナル外装をセット。各モデルのキャラクターを活かしたデザインは、会場でも注目の的だった。

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2022年7月にトライアンフがプロジェクト完了を発表した電動バイク「TE-1 Prototype」も展示された。英国政府から資金提供を受け、フォーミュラーEのバッテリー開発などを手掛けたウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング社と、先進的なモーターやインバーターを開発するインテグラル・パワートレイン社、ウォーリック大学とトライアンフがコラボレーションした電動バイクの開発プロジェクトで生まれた「TE-1」は、バッテリーの大きさからか、想像よりもずっと迫力のある車体だった。

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7月にスペイン・アラゴンで開催された「Baja España Aragón Rally」と、10月末から11月初旬にかけてモロッコで開催された「1000 DUNAS RAID」で、現在トライアンフが進めている、新しいモトクロスおよびエンデューロ競技用車両の開発計画において、開発テストを行っている、エンデューロレース世界選手権を5度制したイヴァン・セルバンテスが駆り優勝を果たした「Tiger 900 Rally Pro」も展示された。

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