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第8回JAIA輸入二輪車試乗会・展示会 トライアンフブースレポート

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話題の新型ストリートトリプル765をはじめ
『トライアンフ』の人気モデルが一堂に集結!

毎年恒例となった大磯プリンスホテル内の大磯ロングビーチ駐車場にて開催されるJAIA日本自動車輸入組合の二輪車試乗会。第8回目となるそのイベントが2023年4月12日(水)、13日(木)の2日間に渡り開催された。

雑誌をはじめとした紙媒体やユーチューバーなど、様々なメディア関係者に向けて行われるこのイベントは、現在日本に輸入、販売されている世界各国のバイクメーカーが最新モデルを取り揃え、それらを試乗できるイベントである。ここではその第8回JAIA輸入車二輪車試乗会・展示会の中からトライアンフブースにスポットをあてて紹介しよう。

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量産市販バイク世界最大排気量を誇る2500cc縦置き3気筒エンジンを搭載したロケット3。現行モデルは旧型と比べて大幅に軽量化が施されており、ダイナミックな走りがよりフレンドリーになっている。個人的に欲しい1台。

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トライアンフの“顔”として長年愛され続けてきたボンネビル・T120。伝統を受け継ぐオーソドックスなスタリングでありながらも、中身は最新テクノロジーが惜しげなく使われたモダンクラシックだ。

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バーチカルツインエンジンを搭載したトライアンフのモデルは古くからチョッパーカスタムのベースとしても高い人気を誇る。そんなカスタムバイクとしての魅力をメーカーが引き出し作り上げたボンネビルボバーは、見た目と走りをしっかりと両立したモデルだ。

ストリートトリプル765RS プチインプレッション

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Moto2にエンジン供給を行ってきた開発チームによって大幅に刷新された765ccエンジンを搭載した新型ストリートトリプル765RSに試乗したので、そのインプレッションをお伝えする。

スタイリングこそほぼ変わらないもののディテールを見直すことで、運動性能は引き上げられつつさらに精悍な印象を受けるものとなったニューストリートトリプル765RS。跨ってみるとシート高は高いものの、着座位置とハンドルやステップの位置関係が良く、走り出した瞬間から手足のように扱いやすい。

肝心のエンジンは低回転から厚みあるトルクを持つものの、ドンツキなど見せずスロットルレスポンスに対ししっかりと応える。中回転域から高回転に掛けては咆哮をあげながら、驚くべきパフォーマンスを発揮する。しかしそれでいながらも扱いやすい。ハンドリングも秀逸であり、意のままに走らせることができる。

ストリートでもサーキットでも同じように楽しめる。これこそスポーツバイクの真骨頂と言える一台に仕上がっており、今買うべき一台の筆頭として太鼓判を捺す。

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Moto2へ供給していたエンジンから得たテクノロジーをフィードバックし煮詰めてきたニューストリートトリプル765RSのエンジン。マネジメントも素晴らしく、ストレスなく快活にスポーツランを楽しめる。

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スタイリングに関しては大きな変更がなされていないものの、2眼ヘッドライト上部に備わるフロントカウル形状が小型化され、顔つきが低く、よりスポーティな印象となっている。

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以前テストを行った旧ストリートトリプル765RSはメッツラーを履かせていたが、今回のニューストリートトリプル765RSはピレリ・ディアブロ スーパーコルサSP V3を採用している。ブレーキキャリパーはブレンボ製STYLEMAキャリパー。

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新型ではフロントフォークのキャスターが立てられた。それに伴いスイングアームをはじめとしたリアセクションにはしなやかさがさらに求められるのだが、高次元でバランスが取れており、どこでも気持ちよく走らせられる。

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836mmのシート高は、けっして低いとは言えない数値であるが、多くのライダーが納得するライディングポジションが追求されており、公道からサーキットまでストリートトリプル765RSをしっかりと配下に置くことができる。

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一目で新型かを判断するのは、燃料タンクからサイド部分にかかるパネルパーツのデザインが見直され、フレームが隠されるようになっている点だろうか。なおハンドルもワイドバーに変更されている。

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タフなことはもちろんだが、扱いやすいことはスポーツバイクにとって大きなポイントだ。長年ストリートトリプルのファンを続けているが、今回の試乗で新型はその頂点に立っているものだと分かった。

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