今年のテーマは絆!「TRIUMPH NATIONAL RALLY 2023 (トライアンフ ナショナル ラリー)」レポート
- 掲載日/2023年09月14日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 写真・文/成田 恒一
ライダー同士の繋がりを重視したコンテンツが満載!
2023年9月9日(土)、富士見高原リゾート(長野県諏訪郡富士見町境12067)でトライアンフモーターサイクルズジャパン主催の「TRIUMPH NATIONAL RALLY 2023(=TNR)」が開催された。昨年同様の富士見高原リゾートには、来場受付数943名、バイク台数784台ものトライアンフファンが詰めかけた。
今年のTNRのテーマは「絆」に設定され、ライダー同士の繋がりを重視した多彩なコンテンツが用意された。イベント当日は絶好の天気に恵まれ、朝9時30分のゲートオープン前からバイク専用駐車場には多くの来場者が集まっていた。会場となった富士見高原リゾートは東京から約150kmで、日帰りツーリングにはほどよい距離だったと言える。
参加はネットで事前申し込みを済ませば無料となり、当日エントリーは1,100円(税込)に設定。事前エントリーだけで1,200人を超えていたというから、今年のTNR人気が伺えるというものだ。それでは、ここからは写真を交えて今年のTNRの詳しいレポートをお届けしよう!
今年のTNRは大盛況で、朝9時30分のゲートオープン前にも関わらず、受付には来場者の長蛇の列が!
トライアンフモーターサイクルズジャパンのオフィシャルブースはご覧のように大人気!加藤ノブキ氏によるストリートトリプル765RSのイラストとハイジャンパー氏によるTNRロゴがあしらわれたTシャツやロンT、パーカーなども販売された。
中には30%オフなどのお買い得アイテムもあり、人気を博していた。
SNS投稿抽選会に参加できる記念撮影スポットが用意された。今年は来場者に3色のリストバンドが用意され、同色リストバンドのグループで撮影すれば特典も用意された。「絆」をテーマにしたアトラクションである。
朝9時30分の開場後、メインステージで行われたオープニングイベントでは昨年同様MCを担当するP-Nutz(ピーナッツ)と、トライアンフレディのMikaさんが登場!
さらにオープニングステージでは、トライアンフモーターサイクルズジャパンの大貫社長が、昨年の1.7倍となる1,200名もの事前エントリーがあったことや、来場者の皆さんへのお礼が伝えられた。
オープニングステージのラストはゲスト紹介。右からアドベンチャーレッスンを担当する藤原 慎也選手と石戸谷 連選手、ミリオーレの小川編集長、そしてオンロードレッスンを担当するケニー佐川氏。
TNRの人気コンテンツ、公道試乗会には最新モデルがズラリ!
試乗会スタッフによる先導車付きの公道試乗会。10分ほどのコースが設定され、高原の爽やかな風を堪能!
モダンクラシックモデルやアドベンチャーモデル、ロードスターの人気モデルが試乗車として用意された。
イベント会場横に用意されたバイク専用駐車場はご覧のように満員状態。このあと第二駐車場も解放された。
こちらもTNRの人気コンテンツ、オンロードレッスンを担当するケニー佐川氏。バイクの基本操作を身につけることを目的に、理論的で非常に分かりやすいと大好評!
オンロードレッスンは午前1回、午後2回の計3回行われた。参加の皆さんのライディングスキルアップにかける思いに応える充実した内容であった。
ひとりひとりに声掛けし、ライディングのポイントを丁寧に指導するケニー佐川氏。
今年のTNRで最大の盛り上がりを見せた絆じゃんけん大会。ルールはシンプルで同じ色のリストバンドを着けた3名1チームの勝抜き戦で、チームの絆を深めるというもの。
決勝に進出する3チームが決定したあと、敗者復活戦が行われた。
決勝は3チームでの勝抜き戦となった。果たして優勝は!?
絆じゃんけん大会の優勝はブルーのリストバンドをつけたこちらのチームに決定!賞品ゲット、おめでとうございます。
続いてSNS投稿抽選会がメインステージ下で行われた。当選、おめでとうございます!
キャンプツーリングに活かせるコーヒー焙煎教室に、疲れたカラダを癒してくれる足裏マッサージ、胃袋を満たしてくれる飲食ブース、コミネのブースも大人気!
プロトブースではMotone CUSTOMSのデモバイクが展示された。その他、ミシュランタイヤ、バイク用インカムのcardo、岡田商事、シュアラスター、ミツバサンコーワもTNRに出展。
トライアンフとのコラボウォッチをリリースするブライトリングがTNRに初出展!デイトナはバイクキャンプをイメージしたアイテムを展示、もちろんエースカフェジャパンも出展!
カスタムペインター、ハイジャンパー氏のワークショップでは、ヘルメットや小物などにブラシでフレイムスやピンライン、レタリングなどのオーダーを受け付けていた。
加藤ノブキ氏のワークショップでは愛車のイラストをオーダー可能!
11時30分よりメインステージで開催されたミリオーレの小川編集長とケニー佐川氏のトークショーでは話題の新型400ccモデルについて語られた。
午前中2回、午後1回の計3回開催された藤原 慎也選手と石戸谷 連選手のアドベンチャーレッスン。
藤原 慎也選手は半クラッチを多用したオフロード走行についてのレッスンが行われた。
石戸谷 連選手は長距離を走破するための「疲れないオフロード走行」についてレッスンを開催。
先着70名のキャンプエリアは事前申し込みオンリーとなり、1,100円(税込)で利用可能。イベント当日はキャンプに絶好の天候となった。
メイン会場前のゲレンデで、藤原 慎也選手と石戸谷 連選手のデモンストレーション走行が行われた。写真は石戸谷 連選手。
豪快に土を巻き上げる石戸谷 連選手。ゲレンデをタイガー1200がグイグイ登っていく!
お次は藤原 慎也選手。タイガー900ラリーを手足のよう操り、ゲレンデを駆け上がっていく。
デモンストレーション走行のオーラスは、2台揃ってゲレンデアタック!
14時30分からメインステージで開催された藤原 慎也選手と石戸谷 連選手のトークショーではトライアンフのアドベンチャーモデルについて語られた。
毎年人気のベストバイクコンテスト。今年は参加枠を増やし事前エントリー制とされた。メインステージ横に展示されたカスタムバイクの周りは常に人垣が絶えなかった。
ここからはベストバイクコンテストの結果をご紹介。WM賞を獲得したのはカフェスタイルに仕上げられたこちらのスピードツイン。
賞品はカフェレーサーにベストマッチのビキニカウル!
チョッパーフリークだという藤原 慎也選手が選んだのはリアフェンダーレスのボンネビルボバー!
オーナー様、おめでとうございます!
石戸谷 連選手が選んだのは、こちらのスクランブラー1200XE。ポイントはドロにまみれた車体!
キャンプツーリングからハードエンデューロレースまでこなせるマルチビッグオフ!おめでとうございます!
ケニ-佐川氏が選んだのは、初期型のロケットIIIカスタム。カスタムペイントとヘダースが見どころだ。
ケニ-佐川氏曰く、スクリーンに描かれたユニオンジャックが選考のポイントだったとか。
小川編集長が選んだのはストリートスクランブラーをカフェレーサーテイストに仕上げたこちらのマシン。
あえてスクランブラーをカフェレーサーにした面白さが選考のポイントだったとのこと。おめでとうございます。
そして今年のベストカスタムに選ばれたのは、こちらのストリートカップ。アルミ製のロケットカウルにDIYラッピングで隙のない仕上がりに!
ベストカスタムの賞品は豪華なレザージャケット! 優勝おめでとうございます!
TNRのオーラスは豪快賞品をかけた大じゃんけん大会。「じゃん けん ぽん!!」。賞品ゲット、おめでとうございます!!
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