北陸地区初のトライアンフ正規販売店「トライアンフ金沢」がグランドオープン!
- 掲載日/2024年04月05日
- 取材協力/トライアンフ金沢 トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 写真・文/成田 恒一
北陸地区初のトライアンフ正規販売店のトライアンフ金沢
2024年3月29日(金)、株式会社グローバルモータースが運営するトライアンフ金沢(石川県野々市市中林2丁目62街区15)がグランドオープンを果たした。2023年6月に金沢市内にトライアンフ金沢開設準備室を設置し、グランドオープンに向けて準備が進められていたトライアンフ金沢の念願の船出となった。
同店舗最大の特徴は、道路面に対して背を向けるようなカタチで建てられ、広い駐車場を備えた裏側が建物の正面となるように設計されている点である。これにはいくつか理由があり、まず第一の理由としては、英国トライアンフ本社に設置されている1902Cafeが店舗内に設置されており、そのカフェから日本三大名山のひとつである白山を眺めることができるよう設計されているからだ。また道路面から店舗敷地に入り、正面に回り込むことで日常から切り離された特別な空間に誘われるという心理的効果も考えられている。なんとも作り込まれたコンセプトである。
もちろんトライアンフの最新CI、店舗スタンダートに準拠したもので、北陸地方ならではの雨や雪などの悪天候の際に効果を発揮する大型キャノピーが店舗入り口に設置されている点も見逃せない。ここからは、3月28日(木)に行われたトライアンフ金沢のグランドオープンを記念したオープニングイベントの模様をお伝えしよう。
トライアンフ金沢を道路側から見ると、巨大な倉庫にように見える。あえて窓などを小さくし、一見するとバイクショップとは分からないように設計されている。
道路側から回り込み敷地内に入ると、広い駐車場が設置された店舗正面となる。
店舗併設としては世界初となる1902Cafeが設置されている。
カフェの壁面には、本国の1902Cafeと同じウォールアートが描かれている。まさに特別な空間である。
そのカフェからの眺めがこちら!取材当日はあいにくの曇天であったが、白山を中心にした雄大な風景を望むことができる。
カフェのテーブルやチェアなどは、本国の1902Cafeの基準に合わせたものがチョイスされている。
トライアンフ金沢の店内には、グランドオープンを祝う花が数多く飾られていた。
オープニングイベントは株式会社グローバルモータースの松井社長の挨拶からスタート。能登半島地震で被災された方々へのお見舞いのあと、トライアンフ金沢オープンに向けて尽力いただいた関係各位に対するお礼、さらに全国のトライアンフライダーがここ金沢を目的地にしてツーリングに来ていただけるようなショップを目指していくという旨が語られた。
続いてトライアンフモーターサイクルズジャパン大貫社長の挨拶では、トライアンフ120年の歴史と右肩上がりの日本の販売実績について、さらに注目のニューモデル、デイトナ660、ロケット3ストームについて語られた。
トライアンフモーターサイクルズジャパンのディーラー・デベロップメント・マネージャー、三堀氏の挨拶ではトライアンフ金沢の紹介と、世界各国のディーラーについての簡単な紹介も行われた。
イギリス本国からカスタマー・エクスペリエンス・ダイレクターのサイモン・スラッセル氏のビデオレターが紹介された。
ここで松井社長の乾杯の発声によりパーティーがスタート。ノンアルコールのシャンパンで乾杯!
トライアンフ金沢のグランドオープンを祝うケーキや地元のフードがイベント参加者に振る舞われた。
普通二輪免許で乗れる話題のトライアンフ、スピード400とスクランブラー400Xがエントランス正面に展示されていた。
274m2という広いショールームにはゆったりとニューモデルが展示されている。
注目のロードスターモデル、デイトナ660も展示。
こちらは純正アパレルやアクセサリーのコーナー。トライアンフの純正ウェアはシンプルなデザインのものが多く、街着としても大活躍。
晴れてトライアンフオーナーになる空間である納車スペースも店内には用意されている。
試乗車も豊富にラインナップ。デイトナ660の試乗車も!
駐車スペースの中央には欅(ケヤキ)が植えられている。この木の成長とともにトライアンフ金沢の発展を祈願!
店舗設計に携わった株式会社アーバンスペースの中島社長により店舗デザインについての説明が行われた。
最後に岩崎店長(右)により、トライアンフ金沢のスタッフ紹介が行われた。左からメカニックの越島さん、同じくメカニックの荒木さん、アシスタントの熊田さん、同じくアシスタントの西藤さん。
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