【ありがとう平成】200台以上が集結!平成最後のトライアンフ・ミーティング @ ターンパイク箱根 レポート
- 掲載日/2019年04月27日
- 取材協力/トライアンフ モーターサイクルズ ジャパン 取材・写真・文/田中宏亮
平成最後となる4月21日(土)、駆け込むように開催されたトライアンフ・ミーティング。
平成から令和へ 時代を見送るべく
トライアンフオーナーが箱根に集結
日頃は気候が定まらない箱根・大観山のアネスト岩田ターンパイク箱根 大観山パーキングで催された平成最後のトライアンフ・ミーティング。開催日の4月21日は、まだ寒風が肌に刺さるであろうはずのこの時期には珍しいほどの陽気に恵まれ、関東の東西から200台を超えるトライアンフオーナーが集結した。
開場の1時間前となる朝9時には、すでに何十台というトライアンフが大観山パーキングを埋め尽くすほどで、主催のトライアンフモーターサイクルズジャパンのスタッフも面食らうほどの賑わい。スカイラウンジで使用できるコーヒーチケット50枚はわずか数分で行き渡り、トライアンフ限定ステッカーも続々と飛び出していくほど。同じトライアンフオーナー同士での交流を楽しむシンプルなミーティングだったが、トライアンフレディのYUさんやバイクに乗るモデルの大関さおりさん、そしてデイトナ675に乗るインスタグラマーのrurikoさんらの周りに輪ができるなど、会場の各所で華やかな賑わいが生まれていた。
そんな平成最後のトライアンフ・ミーティングの模様を写真でお届けしよう。
開催場所はこちら、アネスト岩田ターンパイク箱根 スカイラウンジがある大観山パーキングにて。
晴れ渡ったこの日、富士山の姿もくっきりと見えた。
例年だとやや冷え気味な大観山だが、この日は意外なほどの暖かさとなった。バイクはもちろんクルマも大勢集まっていた。
朝9時の段階で、トライアンフが続々と駐車場に姿を現していた。
10時の開場に合わせて、さらに増えてくるトライアンフ。
大観山パーキングの一角に設けられた会場に入らんと行列ができた。
実に紳士的に誘導に従うトライアンフオーナー。
ざっと200台以上は集まっていたこのミーティング、ジャンルを超えた多種多様なモデルで駐車場が埋め尽くされた。
東京モーターサイクルショーでも展示されたスクランブラーの上位モデル「スクランブラー1200XE」も登場。展示のみだったが、跨ってみたり細部まで鑑賞したりと、オーディエンスはじっくりとこのモデルと触れ合っていた。
40cmはあろうかというオーリンズ製ロングトラベルリアサスペンションにブレンボ製ブレーキキャリパー、そしてオフロードを走破するための各種専用装備と、アドベンチャーと呼ぶにふさわしいハイエンドパーツが各所に奢られた「スクランブラー1200XE」。とりわけスクランブラーオーナーは唸りながら眺めていた。
他にもスピードトリプルやスピードツインなどが並び、こちらもオーディエンスを大いに楽しませていた。
このミーティングに華を添えたのがこのお三方。左から、モデルの大関さおりさん、トライアンフレディのYUさん、デイトナ675に乗るインスタグラマーのrurikoさん。こちらのインタビューは改めて!
そんなレディらがトライアンフ限定ステッカーを配布。これは嬉しい。ちなみに用意されたコーヒーチケットはものの数分で配布終了となった。
ただ集まって、トライアンフオーナー同士での交流を楽しむシンプルなミーティング。このゆったりした雰囲気が何より心地よかった。
トライアンフが誇るモダンクラシックモデルがずらりと並ぶ。
こちらは完全にオフロード仕様となったストリートスクランブラー。そのディテールに度肝を抜かれる。
競技用とも言えるフロントマスクにナックルガード、そして泥にまみれた足回りと、ターンパイクではないどこかダートを走ってきた様子が伺える。
綴りは同じだがブランド違い……こんな遊び心が許されるのもトライアンフならでは?
こちらはインスタグラマー rurikoさんの撮影会が催されていた。2万を超えるフォロワーを持つ彼女は、会場の至るところでその名を呼ばれていた。
モダンクラシックにアドベンチャー、ロードスターと多様なカテゴリーで展開するトライアンフだからこその顔ぶれ。それでいて垣根なく交流できる懐の深さもまたトライアンフならでは。
“平成最後”であったことから、驚くほどのオーナーが集まった今回のトライアンフミーティング。今度は令和初? 開催に期待しよう。